樋野興夫先生『朝日がん大賞』
「どあらっこ」代表 中村航大さん『日本対がん協会賞・団体』
受賞おめでとうございます♪
9月14日㈮に樋野先生『朝日がん大賞』、どあらっこ代表中村航大さん『対がん協会賞・団体』の授賞式が行われました。
樋野先生が2008年から始められた『がん哲学外来』の活動が、「走るべき工程」と「見据える勇気」を持って、がんと生きる人の心に生きる希望という花を咲かせ続けています♪
★11月3日に名古屋にて祝賀会が行われます♪
詳しくはこちら→11月3日祝賀会
樋野先生受賞講演後のレセプションパーティーにて
(樋野先生・航大さん・樋野先生の奥様Jeanさん)
樋野先生受賞講演の様子
授賞式後の航大さんとアグネス・チャンさん
9月5日の朝日新聞の記事(一部)
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【朝日がん大賞】
樋野 興夫(ひの・おきお) 64歳
順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授
「『がん哲学外来』の提唱など、
医療現場と患者の隙間を埋める活動に貢献」
医療者ががん患者と対話しながら、
患者のがんにまつわる悩みを解消する「がん哲学外来」を提唱し、
2008年に
順天堂大学順天堂医院内で試行した。以来、既存の「
がん相談」や「
セカンドオピニオン相談」とは異なり、
喫
茶店などでお茶を飲みながら、がんについて患者と語り合う「
がん哲学外来」の活動が定着。さらに医師、
看護師らの医療従事者や市民が自主的に集う「
がん哲学外来メディカルカフェ」としても全国に広がり、
多くのがん患者や家族、周囲の人に、
生きる意味や希望を与え続けている。11年には「がん哲学外来」
の活動に賛同した市民らで「がん哲学市民学会」が設立され、「
がん哲学外来コーディネーター」養成講座も始まった。
18年までに80人のコーディネーターが養成され、
メディカルカフェも全国150カ所以上で開催されるまでになった
。医療現場と患者、家族の隙間を埋める場を作り、患者・
家族が尊厳を持って生きる社会の実現に貢献した功績を高く讃える
ものである
がん哲学外来メディカルカフェどあらっこ
(
中村航大=なかむら・こうだい=代表)
代表の中村さんは、小学校2年生の時に脳腫瘍を発症。
中学2年生の時に樋野興夫・
順天堂大学教授が提唱した「
がん哲学外来」の活動に共感し、
2017年に中学のクラス仲間ら3人と
名古屋市で「
がん哲学外来メディカルカフェどあらっこ」を立ち上げた。
定期的にメディカルカフェを開き、がんについて語り合っている。
現在、高校1年生となった4人が中心になって、
自身の経験を同世代の子どもや、その親世代に伝え、
悩みを語る場への参加を呼びかけており、がんへの教育・
啓発の面からも高く評価された。
『朝日がん大賞・日本対がん協会賞とは』
日本対がん協会賞は、対がん運動に功績のあった個人および団体に贈るもので、がん征圧全国大会で表彰しています。
創立10周年の昭和43年(1968年)から始まり、検診の指導やシステム開発、第一線の検診・診断活動、がん予防知識の普及や啓発活動などに地道な努力を重ねた方々や、団体が対象になっています。個人は毎年2人から数人、団体は1ないし複数団体が選ばれています。
朝日がん大賞は、将来性のある研究や活動等を対象に贈るもので、平成13年(2001年)度から朝日新聞社の協力を得て創設しました。