樋野興夫先生が、日本癌学会『長與又郎賞』を受賞されました!
樋野先生本当におめでとうございます!!
研究者として純度の高い専門性を追求し、一人の人間としてがんと生きる人々の言葉に耳を傾け、生きる勇気を与え続けている樋野先生。
“脇を甘くして、付け入るすきを与えて懐の深さを示す”
“暇気な風貌”
“偉大なるお節介”
ユーモラスな言葉で表現された、がん哲学外来の指針となる樋野先生の姿勢は、「人間と向き合う」事への高い専門性を追求し続ける姿勢なのだと思った。
“脇を甘くして、付け入るすきを与えて懐の深さを示す”
“暇気な風貌”
“偉大なるお節介”
樋野先生の示す人間的ゆとりが、
多くの人の『心に咲く花』に水や栄養を与えている。
【長與又郎賞とは】
日本癌学会の創立者にして、偉大ながん研究者 長與又郎博士を記念して、日本癌学会に長與又郎賞(長與賞)を設立された。長與賞は原則としてがんの臨床ならびに社会医学に関連する優れた業績を挙げるとともに、日本癌学会の発展に貢献した研究者の功績を讃える。 (日本癌学会HP 長與又郎賞受賞者紹介紹介ページより抜粋) 第23回受賞 樋野 興夫(順天堂大学医学部 病理・腫瘍学 教授)樋野興夫博士は、B型肝炎ウイルスの発がん機構や遺伝性腎癌ラットの原因遺伝子の同定など、病理学に立脚した優れた研究業績を挙げられました。また、アスベストによる中皮腫を環境発がんの深刻な問題と捉えて専門外来を開設し、ERCによる診断法を開発するなど、基礎研究の臨床応用にも取り組まれました。さらに、がんを人間の営みとして捉えるがん哲学を主唱し、外来を通じて支持を集めて居られます。日本癌学会では理事を4期務め、その発展に貢献されています。 |