「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第14回『心に咲く花』 小さな一歩 〜 大きな飛躍 〜

第14回『心に咲く花』 小さな一歩 〜 大きな飛躍 〜

樋野先生

勤労感謝の日、「がん哲学外来 ナース部会」 全国大会『医療の隙間を埋める 看護師の役割 〜 21世紀の医療の隙間を埋めるブリッジ(懸け橋)とならん 〜』(順天堂大学に於いて)が開催された(添付)。多数の参加者であった。長野県からは、『心に咲く花』代表向日葵 と サクラも参加され 大変嬉しかった。

福岡での『がん哲学外来「ぬくみカフェ」』の講演に赴いた(添付)。会場は、満員であった。福岡空港に、教授を定年退職され、現在、福岡にお住まいの 山村研一 先生が、 お迎かいに来て下さった。山村研一 先生とは「Expression and replication ofhepatitis B virus genome in transgenic mice. Proc Natl Acad Sci U S A86: 207-211,1989」の共著論文もある。筆者が、Philadelphia 時代には、家に訪問して下さった。早速「今日は大変有難うございました。本当に 面白かったです。また機会があれば、聞きに行きたいと思います。」と 温かい励ましメールを頂いた。『がん哲学外来「ぬくみカフェ」』代表の柴田須磨子 様と『福岡ホスピスの会』顧問で、ホスピス病院の「みどりの杜病院・院長」の原口勝先生が、福岡空港まで、見送って下さった、本当に充実した一日であった。羽田に向かう飛行機の中で、アームストロング宇宙飛行士の『一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である「That’s one small step for a man, one giant leap for mankind」』 の言葉が、鮮明に 甦ってきた。

ぬくみカフェ→11月24日ぬくみカフェ