「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第95回「心に咲く花会」『爆笑症候群』&『爆睡症候群』&『気がかり症候群』 〜 現代的意義〜

第95回「心に咲く花会」

『爆笑症候群』&『爆睡症候群』&『気がかり症候群』 〜 現代的意義〜

6月5日は、wifeが 小学校の校長を務めるCAJの高校生の 卒業式であった。 筆者も、ライブで、拝見した。 まさに、『「いつの日か、この日を振り返る時「コロナが 騒がれた 変わった時期に 卒業したなぁ〜。」と思う事でしょう。』に 大いに同感する。

筆者は、『偉大なるお節介症候群』&『爆笑症候群』&『爆睡症候群』&『気がかり症候群』の認定証を 授与している。『病理学』とは、「風貌を診て、心まで診る」学問分野でもある。まさに「個性と多様性」の学びである。

『偉大なるお節介症候群』の、診断基準は、以下の3か条である。

1.暇げな風貌

2.偉大なるお節介

3.速効性と英断

『心に咲く花会』の代表の齋藤 智恵美 氏は、2018年7月9日『偉大なるお節介症候群』を受証されている(添付)。

『爆笑症候群』には、   「存在自体が周囲を明るくする人」

『爆睡症候群』には、   「楽観的に物事を考える人」

『気がかり症候群』には、「自分の問題=ユーモアと客体化」 が、謳われている。 ユーモア溢れる「『偉大なるお節介症候群』&『爆笑症候群』&『爆睡症候群』&『気がかり症候群』」の現代的意義は、「相手の必要に 共感することであり、自分の気持ちで、接しない」である。 使命は「理念を持って現実に向かい、現実の中に理念」を問う人材の育成でもある。