「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第100回「心に咲く花会」「力と愛と慎み」 〜 一歩高い所から物事を見てみる 〜

第100回「心に咲く花会」

「力と愛と慎み」 〜 一歩高い所から物事を見てみる 〜

『心に咲く花会』も100回目を迎えた。  継続の重要性、尊さを 痛感する日々である。『東村山がん哲学外来』代表:大弥佳寿子 氏から「先生は お話される内容も著される内容も ずっと変わりませんね。----- 先日、整理していたところ、先生と出会う前の 2008年の朝日新聞の切り抜き記事が 見つかりました。 先生の基軸は ずっと変わりませんね。」(添付)。また『がん哲学外来ながれやまカフェ』代表:春日井いつ子 氏からは、「先ほど  『がんばりすぎない、悲しみすぎない』(講談社) を読み返し、 池上彰氏との対談コーナーで、改めて樋野先生の凄さを感じました。 話しは いつも私達に語りの内容と全く同じです。 先生は 言葉に付加も削除もせず 何処までも誠実でした。 人間はつい相手の地位や職業に依っては 言葉に色を付けて仕舞いがちですが。 先生のファンが増える訳です。」。 さらに、『ほとりカフェ in 東カペ』 代表:小泉さおり 氏からは「力と愛と慎み」(テモテ第2 1章7節)のメーセージを頂いた。 御三人の愛情豊かな行為には、大いに感動した。

今日は、講演会「ゴスペル・クアイア & 言葉の処方箋」に招かれた(添付)。主催者、スタッフの情熱には、感服である。「雲よりも上なる空に出でぬれば雨の降る夜も 月をこそ見れ」&「世の中の ごたごたしているその中にいないで、一歩高い所から物事を見てみると 明るい希望が見えてくるものです。」(新渡戸稲造)が、痛感される日々である。まさに「言葉の処方箋」である。