「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第103回「心に咲く花会」『ゴリラ・サル・パンダ症候群』 〜 温かく迎え入れる 〜

第103回「心に咲く花会」

『ゴリラ・サル・パンダ症候群』 〜 温かく迎え入れる 〜

今週も、順天堂大学で、120名の出席でZoom授業を行った。 前半の『病理学概論』(90分)では、今回は「感染症」、「腫瘍」のテーマの講義であった。先週のクラスの120名の「課題レーポ」も拝読した。 学生の真摯な態度と回答には、大いに感激した。 後半の『がん医療科学』(90分)では、『楕円形のこころ 〜 がん哲学エッセンス 〜』を 音読し質問を受けながら進めた。 最近の「安楽死」の話題も含め、人生に関する質問も多数あり、有意義であった。

国立リハビリテーション学院での『病理学』の授業に赴いた。 今回は、「感染症」、「炎症」、「腫瘍」のテーマであった。 学生の真摯な姿には、感動した。 卒業したら、障害者のリハビリの職業に就きたいとのことである。まさに、「訪れる人を 温かく迎え入れる」心構えの学習の時であった。

この度、『ゴリラ・サル・パンダ症候群』が、指定されたようである(添付)。「ゴリラ = 無頓着な程に大胆、サル = ハンサムウーマン、パンダ = 小さなことに 大きな愛をこめる」 とのことである。 大いに感動した。また、『三角形の「重心 = 信じる心(空っぽの器)・ 内心 = 自分を見つめる心(内側を支える)・ 外心 = 他者を見つめる心(外側を支える)」』 も 「ゴリラ🦍」から送られてきた(添付)。 まさに、「冗談を本気である胆力」で、「ユーモア(You more)の実践」であり、歴史的大事業となろう。