「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第109回「心に咲く花会」 『宇宙で花を咲かせる』〜 不思議な人生の流れ 〜

第109回「心に咲く花会」

『宇宙で花を咲かせる』〜 不思議な人生の流れ 〜

この度、『天空デイサービス万座』ニュースレター 第2号『宇宙で花を咲かせる』が、発行された(添付)。 特別寄稿『「診療所 in 万座」〜 Medical Village構想を夢見て 〜』:小泉さおり 医師 (メデイカルほとり代表)、議長:市村雅昭 氏、雑用長:森尚子 氏、 編集長:齋藤智恵美 氏の文章には感動した。 筆者は『種と畑 〜 地上と高地でのヒトの健康寿命 〜』について寄稿した(添付)。この度『聖書とがん』が出版される運びとなった(添付)。『聖書とがん』は、3部構成からなり 第3部には『心に咲く花会』のブログが抜粋され 下記の目次で、記載されている。

第一章 種を蒔く人

第二章 ユーモア(You more)の実践

第三章 心の花

毎週ブログを発信してくださっている、「松本がん哲学みずたまカフェ」 代表でもある 齋藤智恵美 氏には、改めて 感謝申し上げます。

筆者は、今は廃校になった母校、島根県大社町の鵜鷺小学校の卒業式の来賓の挨拶「少年よ、大志を抱け」(1887年札幌農学校のクラーク博士の言葉)を今でも鮮明に覚えている。「一人で 静かに 一時間読書する 習慣」をつけ「内村鑑三新渡戸稲造南原繁矢内原忠雄」の全集を読みあさったものである。 その後「がん哲学」の提唱へと導かれた。 さらに「陣営の外=がん哲学外来」へと展開した。「視野狭窄にならず複眼の思考を持ち、教養を深め、時代を読む」&「目的は高い理想に置き、それに到達する道は臨機応変に取るべし」(新渡戸稲造)の教訓が 今に生きている。 不思議な人生の流れである!