「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第161回「心に咲く花会」 現代の日本に必要なリーダー 〜 あるべき姿を解く 〜

福井県済生会病院 宗本義則 先生から、『当院のオンライン市民公開講座です。 第2部特別講演では、アナウンサー 笠井信輔 さんの講演、その後 当院 登谷 院長との対談です。 病院でとりくんでいる がん哲学外来の話題があがりました。 笠井さんから、「がん哲学外来があったら 自身も受けたかった」と コメントもらいました。』(添付)との心温まるメールが届いた。 大いに感激した。

 

筆者が代表を務める「南原繁研究会:のメンバーの方から、2021年8月30日(月)再放送された {声でつづる 昭和人物史【 南原 繁 】/この人と語る・南原 繁・1968年3月16日 放送NHK ラジオアーカイブス 『南原繁(1889~1974)8月23日(月)「この人と語る」①1968年3月16日)「この人と語る」②1968年3月16日』}が送られて来た。 その中に、「YouTube 動画`本の旅`459編 - われ21世紀の新渡戸とならん ― 新訂版 ― (樋野 興夫)」もあり 「内村鑑三新渡戸稲造南原繁矢内原忠雄などの歴史的な偉人について書かれた、現代の日本に必要なリーダー、日本のあるべき姿を解く一冊です。 」(添付)と紹介されていた。 驚きである。

 

2021年9月11日「東久留米がん哲学外来・カフェ」のスタッフでニュースレター『心のSpring water (湧き水)』(日本語版と英語版)を担当されている 猪口由紀子 氏から、 ミニ本『Okiちゃん言葉の旅:Oki-chan's journey to memorable words』(日本語版と英語版) が送られて来た(添付)。 その中の『東村山がん哲学外来・カフェ』代表の大弥佳寿子 氏の文章『病理医で がん哲学の提唱者でもある樋野興夫 先生に 出会い、がん哲学外来メディカルカフェで 思いを分かち合える友達に出会え、その心あたたまる優しさに 感謝しています。 そして、がん哲学に出会わなければ 難しく手にすることもできなかった「武士道」(新渡戸稲造)や「代表的日本人」(内村鑑三)の読書会も 楽しみの一つになっています。 病気の有無にかかわらず、「良き出会い」が 人生を豊かにしてくれると信じています。 As I met M.D.& Ph.D. Okio Hino, a pathologist and advocate of cancer philosophy, and made friends with whom I can share my thoughts at the Cancer Philosophy Clinic Medical Café, I am grateful for their heart-warming kindness. I also enjoy reading the "BUSHIDO: The Soul of Japan" (Inazo Nitobe) and the "Representative Men of Japan" (Kanzo Uchimura), which might have been too difficult for me to read without the help of the cancer philosophy. I believe that "good encounters" will enrich our lives, whether we are ill or not.』には、ただただ感動した。 本当に「出会いは、人生の宝である」を痛感する日々である。


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