「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第170回「心に咲く花会」 『偉大なるお節介症候群』 〜 小さなことに 大きな愛を込めて 〜

この度、福岡ホスピスの会の『がん哲学外来「ぬくみカフェ」』代表の柴田須磨子 氏をはじめ12人の方に、『偉大なるお節介症候群』認定証(添付、下記)が授与されることとなった。 丁度、タイミング良く、『文化の日にちなみ 福岡ホスピスの会が「厚生労働省大臣賞」をいただくことになりました ―― 授与式には この20数年共に活動された仲間と行ってきます。―― 仲間と喜び合いたいと思います。―― そして 小さなことに 大きな愛を込めて この日々を重ねて参りたいと存じます。 」との連絡を頂いた。大いに感激した。


『偉大なるお節介症候群』 認定証
貴殿は以下の診断基準を満たしたため、ここに認定いたします。

一、 暇げな風貌
二、 偉大なるお節介
三、 速効性と英断

2021年11月12日、病理診断の業務を終えて、筆者が委員を務める、第4回医学部医学系研究等倫理委員会(順天堂大学に於いて)に出席した。 今回の筆者にとっての学びは、1)「網羅的遺伝子解析」vs「全ゲノム解析」の用語の違いと使用の統一性 2)日本における「ピアサポーター」の倫理的教育の現状 3)SNS活用に関して:「先楽後憂」でなく「先憂後楽」の倫理的心得
であった。 日々勉強である。 [『信徒の友』編集部が贈るクリスマス読者プレゼント]に筆者の『写真日めくり 人生を変える言葉の処方箋[英訳付き]』が、抽選で5名にとのことである。 感動した。


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