「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第218回「心に咲く花会」 こころと、生き方を学ぶ 〜 人と出会う 〜

2022年9月11日、早稲田奉仕園スコットホールでの、講演会【教育者・国際平和主義者 新渡戸稲造(1862-1933)生誕160周年記念「新渡戸の夢と音楽は時空を超えて」】(新渡戸の夢映画製作委員会・若き音楽家を育てる会 主催)に出席し、筆者は、「新渡戸稲造の教育~心が通じ合う人と出会う~」を語った。 将棋の名人 加藤一二三 氏との写真が送られてきた(添付)

 

2022年10月15日は、東久留米市立第二小学校での授業『がん教育』に赴く。 3年前の6年生全員の対象の体育館での講演『楕円形のこころ「がんを学ぶことは、こころを学ぶこと、生き方を学ぶこと」』の写真である(添付)。今回は、事前に生徒の多数の質問項目の一部が送られてきた。
・がんはどのように治療するのか。
・がんが転移したり症状が重くなったりした状態でも治すことができるのか。
・がんの治療技術が進んでいる国はどこか。
・父は人間ドックに1年に一度行っているが、どのくらいのペースで行くのがいいのか。
・少しでも長生きできる薬はあるのか。
・がんを見つけるのが遅くなってしまったら治せないのか。
・がんの種類は何種類あるのか。
・初期症状は、がんの種類によって違うのか。
・どのような症状が出るのか。また、早く気付くにはどうしたらよいか。
・何歳の人ががんになりやすいのか。また、子供がかかるがんもあるのか
・がんになると生活にどれだけの影響があるのか。
・がんの話に出てくる「ステージ」とは何のことか。
・がんができることが多い部位はどこか。
・がんは遺伝するのか。
・がんになった人にはどのように接すればよいか。
・がんの種類の中で一番治りづらいがんは何か。
・もしがんにかかってしまった時に一番大切なことは何か。
などなど、誠実な真摯な多くの質問には、大いに感動した。


f:id:kokoronisakuhanalife:20221014102730j:image


f:id:kokoronisakuhanalife:20221014102745j:image