「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第223回「心に咲く花会」 聞いてうなずける 〜 歩みの原点 〜

最近、看護師の戸田裕子氏から、筆者の講演は、『スルメ』のようであると指摘され、『スルメ症候群』認定証が創設された。 そして、先日の『日光東照宮 紅葉🍁と華厳の滝の旅』を契機に『スルメ症候群数え唄』のCD作成が決定される運びとなった。 早速、作詞/作曲/ピアノ教師の中野綾子氏から、【『スルメ症候群数え唄』、1番だけ歌詞ができました。 いかがでしょうか ?(下記)『スルメ症候群数え唄』2番、3番の歌詞を作って年内の完成を目指します!】との感動的なメールを頂いた。「速効性と英断」には、ただただ感服である。

 

『スルメ症候群数え唄』

一度聞いてもわからない
二度も聞いてもわからない
三度聞いて首傾げ
四度聞いてうなずける
あ〜あ〜 スルメ症候群
あ〜あ〜 スルメ症候群
訳がわからんのがいいね

 

2022年11月13日、久しぶりに来日中のアメリカの大学のRay Franklin先生(宣教師)と、帰国前にKBF (Kurume Bible Fellowship)でお逢いした。 想えば、筆者は、Ray Franklin先生達と『エリヤ会』の発足(2002年)に参画した。【「いろいろな機関、グループが調査・研究・討議を重ねて、様々な発表もしてきました。 各分野5〜6人が月1回集まり、議論を積み重ね、3年という期限を切って出発しました…」】と『エリヤのように』(エリヤ会出版委員会;イーグレープ2009年出版)に記述されている(添付)。 2009年の出版記念講演会が、鮮明に想い出された。 筆者が、冗談ぽく「牧師総辞職論・宣教師は がん細胞であれ」とさりげなく語ったことが、大きく新聞に報道されたものである。 大変懐かしい忘れ得ぬ思い出である! エリヤへの励まし「起きて、食べなさい。 旅はまだ遠いのだから。」(列王記II 9章7節)は、生涯の歩みの原点であろう!


f:id:kokoronisakuhanalife:20221113165755j:image