今年(2022年)は 新渡戸稲造(1862-1933)生誕160周年である。 2022年11月17日 新渡戸稲造の故郷岩手県盛岡での第68回日本病理学会 秋期特別総会『突き抜ける病理学-Breakthrough and Innovation in Pathology』(会長:菅井有 岩手医科大学病理診断学講座教授)参加した。歴史的にタイムリーな時であった。
A演説(学術研究賞演説)
A-1 膵管癌の悪性度を規定する特徴的病理像に係る分子病理基盤の解析:眞
杉洋平(慶應義塾大学医学部病理診断部)
A-2 肝疾患に関する病理学的研究 : 肝臓の内皮細胞が病態に及ぼす影響の
解明:近藤礼一郎(久留米大学医学部病理学講座)
A-3 膠芽腫の分子病態 -代謝が規定するがん細胞の phenotype - :増井 憲
太 (東京女子医科大学病理学講座(人体病理学・病態神経科学分野)
A-4 健康寿命延伸における脂肪細胞のミトコンドリアの量と質の制御:樋上
賀一(東京理科大学薬学部生命創薬科学科分子病理・代謝学研究室 東京
理科大学生命医科学研究所生体運命制御部門)
ランチョンセミナー
悪性中皮腫の形態診断のピットホールと石綿新法による患者認定:岡 輝
明(公益財団法人結核予防会複十字病院病理診断部)
を拝聴した。 日進月歩の学問の大いなる学びの時となった。日々勉強である。まさに、【新しいことにも、自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって努力する。】の実践の時となった。 その後、新渡戸稲造が初代学長を務めた東京女子大学の理事会が入り帰京した。 大変有意義な新渡戸稲造を思い出す『盛岡の旅』となった。
2022年11月18日、文京区社会福祉協議会主催の特別講演『がんと生きる 言葉の処方箋:居 場 所 ~ First Contact Teamの現代的意義 ~』(区民センター)に赴いた(添付)。 多数の質問もあり大変貴重な時であった。 真摯なスタッフの皆様には ただただ感服した。11月11日の『日光東照宮 紅葉🍁と華厳の滝の旅』に参加され『スルメ症候群』認定証(下記)を授与された方も出席されていた。
『スルメ症候群』の3箇条
1.噛めば噛むほどに旨味を感ずる
2.噛んで得た旨味が自身の血となり肉となる
3.必要なときに噛み旨味を得ることができる