「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第232回「心に咲く花会」 『小さな世界』 〜 『貴重な対話の場』 〜

wife がCD『Tokyo Disneyland Music Album』をクリスマスプレゼントとしてくれた。 その中に『It’s a small world』があった。 アメリミシガン州に在住の娘家族(4歳、2歳の子供)が、帰国中の2022年12月5日「東京ディズニーランド」(千葉県浦安市舞浜)に、訪れた時、筆者が、『小さな世界 (“It’s a small world”)』を拝聴し、大いに感動したからであろう!

 

この度、新渡戸記念中野総合病院新渡戸稲造記念センター長として「2022年度病院年報原稿」を依頼を受けた。 2019年3月順天堂大学病理・腫瘍学教授を定年退職して名誉教授を拝命した翌月『新渡戸稲造記念センター』が設立された。【『新渡戸稲造記念センター』は、東京医療利用組合(現・東京医療生活協同組合)の初代組合長(理事長)である新渡戸稲造(1862-1933)博士の志こころざしを日本の国内外へ広め、実践する拠点となります。『新渡戸稲造記念センター』のセンター長には、新渡戸稲造博士の専門家として本邦の第一人者で、新渡戸博士の志を継承して活躍されている樋野興夫先生が就任されました。】と紹介されていた。 理事長・病院長の入江徹也先生の『速効性と英断』には感動した。

 

2003年に初版『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ)、2018年に新訂版、2019年4月には英語版『I Want to Be the 21 st Century Inazo Nitobe』 (日本橋出版)が発行されることになった。『新渡戸稲造記念センター長』就任記念ともなった。 人知を超えて、時が進んでいるこを痛感する日々である。【「走るべき行程」&「見据える勇気」&『生活環境や 言葉が違っても 心が通えば友達であり、心が通じ合う人と 出会うことが 人間の一番の楽しみである。』】(新渡戸稲造)を実感する日々でもある。 2021年には、新渡戸稲造から学んだ河井道(1877-1953)が、初代学園長である恵泉女学園の9代目理事長も拝命することになった。 筆者は、クボタショックの2005年、順天堂大学病院で『アスベスト中皮腫 外来』が開設する機会が与えられた。 そして、2008年には『がん哲学外来』開設と繋がった。『がん哲学』は、「がん細胞から人間社会の病理をみる人間学」であり、『がん哲学外来』は、「解決 vs 解消」&「支える vs 寄り添う」の違いを学ぶ『貴重な対話の場』でもある。