「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第239回「心に咲く花会」 身近な人間関係 〜 心の繋がり 〜

2023年1月24日『新渡戸稲造(1862-1933)記念センター』から『がん哲学外来メデイカル・カフェ@よどばし』に向かった(添付)。『365日の紙飛行機』の熱唱でスタートした。 筆者の講話の後、会場から多数の質問が寄せられた。

 

1)小学生に癌について話される時、具体的にどんな質問がありますか。
2)ファシリティドッグのお話しを、以前してくださいました。 やはり、人間と一番長く、一番近くで生きてきた犬という動物が、その働きに一番ふさわしいと思いますが、他の動物はどうでしょうか。 馬も、人と心を通わせることのできる動物で、馬と人間の親密な関係を表わす逸話が多くあります。 病院の中には入れないと思いますが、何かができるのではないかと考えています。
3)最近、病院の中にコーヒーショップや花屋さんがあるのは珍しくなくなりましたが、コンサートホールがあると良いと思います。 そこで音楽だけでなく、演劇や人形劇、ダンス、演芸など上演すれば、入院患者さんに良いと思います。 病院の外からもお客さんが来れば、活気が出ると思います。
4)グループで話しているとき、自分のことばかりずっと話し続ける人に対して、どのように対処すればよいでしょうか。
5)学校でメディカル・カフェをするとしたら、どのような形が望ましいでしょうか。 吉田富三(1903-1973)先生は、【悪性腫瘍は、人体との関連では悪性だが、腫瘍そのものは『悪』とは言えない】とおっしゃったということですが、そういう見方を小さい時から知っていたらいいと思いました。 子どもたち、また少年少女にどのようなことを伝えるのでしょうか。
7)家族のような身近な人間関係は、コミニュケーションが取りやすいようで、逆に難しかったりするようにも思いますが、身近な人間関係で注意すべき点には、どのようなものがあるのでしょう。
8)お互いの心の繋がりが難しくなっている今に時代に、メディカル・カフェのような働きは重要だと思います。
などなどの質問に全力で回答した。『糸』を合唱して終えた。 早速、千葉県流山から参加された方から『今日も先生からの質問のアンサー 大切な事書き留めました。』との心温まるメールを頂いた。 大変貴重な時となった。


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