2024年5月16日 新渡戸稲造記念センター(中野区)から東京女子大学(杉並区)の理事会に赴いた。
想えば、筆者は2013年 『新渡戸稲造(1862-1933)没80周年記念』として、新渡戸稲造が国際連盟事務次長を務めたジュネーブでの国際会議の後、バンクーバーを訪れる機会が与えられた。 バンクーバーにある1908年創立されたブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia:UBC)の広大なキャンパスを在学中の息子に案内してもらい、キャンパス内にある新渡戸記念庭園(Nitobe Memorial Garden)にも訪れた(添付)。1933年ビクトリアで客死した新渡戸稲造を記念したものである。『International Pacifist(国際的な平和主義者)=新渡戸稲造』を静思する時となった。
翌日は、バンクーバーから約1時間30分フェリーに乗り、ビクトリアを訪れた。新渡戸稲造が亡くなったRoyal Jubilee病院を訪問した。 Royal Jubilee病院内には、『新渡戸稲造博士記念 日本庭園』がある!
2004年に『ブッチャート・ガーデン(Butchart Gardens)』は、正式にカナダ国家史跡に指定され、美しい『日本庭園』もある!『歴史の重みと、継続的な成長の秘訣』は、『深い専門性』と『高い常識性』の『懸け橋』で『新渡戸稲造初代学長(1918年)東京女子大学』の原点ではなかろうか! 大学生にとって【『バンクーバーにあるBritish Columbia大学(UBC)と ビクトリアのRoyal Jubilee病院』の旅】は、人生の良き想い出となろう!
2024年5月17日は『病理組織診断業務』の後、Zoom会議『南原繁研究会』に出席する。 今回の『南原繁研究会』は、南原繁著作集第二巻【『フィヒテの政治哲学』第二部『フィヒテ政治理論の発展』の第一章『自由主義の理論』】である。
【『哲学は 哲学する人そのひとの 人格の表現であるーー、『人がいかなる哲学を選ぶかは、彼がいかなる人間であるかに依存する。』】の再確認の日々である。