「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第378回「心に咲く花会」 どんな境遇、状況でも 〜 『役割意識 & 使命感を持つ』 〜

2024年10月21日 千葉県千葉市にある『東京情報大学看護学部』の教授:小島善和先生から依頼され『病理学』の3時限目と4時限目の授業に赴いた。『教科書:ナーシング・グラフィカ 病態生理学』(MCメディカ出版)を用いて今回は、『病理病態論』の箇所

遺伝子異常

遺伝学の基礎

遺伝子異常と疾患

遺伝医療

細胞障害•変性と細胞死

を音読しながら進めた。 学生の『謙虚で、常に前に向かって 努力されている姿』には、大いに感動した。

『教育』の3ヶ条

(1)『役割意識 & 使命感を持つ』

(2)『軽やかに、そしてものを楽しむ。 自らの強みを基盤とする。』

(3)『新しいことにも、自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって

努力する。』

また、『尺取虫運動に学ぶ = 自分のoriginal pointを固めてから、後ろの吸盤を 前に動かし、そこで固定して 前部の足を前に進める。 かくて いつも自分のoriginalityを 失わないですむ。 どんな境遇、状況でも 確実に 前進できる人物になれ。』と、さりげなく述べた。

10月23日は、上福岡メディカルカフェでの講演『病むこと、老いること 対話と寄り添い』(ふじみ野市の上福岡教会)に参上する(添付)。