先日(2024年10月16日〜10月18日)、ソウルに訪問した時、お逢した方からALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者の本『どこかで小さな光が 〜 目で書き下ろした希望の話 〜』(日本語訳)が5冊送られてきた(添付)。【『森の中の2つの分かれ道、私は人があまり通っていない道を選び、それによってすべてが変わりました』 ロバート•フロスト(Robert Frost; 1874-1963)の詩『歩む者のない道』(The Road Not Taken)】が 心に響いた。
2024年11月3日(文化の日)『KBF in CAJ』にwifeと赴いた。 その後、Campus Crusade for Christ(CCC)の植木貴浩先生と東久留米ジョナサンで面談した。 CCCは、1951年アメリカで創設され、【現在は世界190カ国以上で活動をしている。 日本CCCでは、主に大学生を対象に全国的に活動を展開している。】とのことである。 まさに、【人を汽車に例えて、『機関車、連結器、客車』の役割】であろう。
振替休日の11月4日 恵泉女学園理事長として 恵泉女学園中学・高等学校(世田谷区)での『恵泉デー』、その後、南原繁研究会代表を務める筆者は、第21回『南原繁シンポジウム』(2024年11月4日 学士会館に於いて) テーマ『あらためて戦争と平和を考える ー 世界における法秩序の脱構築をめぐって』に赴く(添付)。『南原繁研究会』は、南原繁(1889-1974)没後30年にあたる2004年に発足した。 2024年は【南原繁研究会発足20周年 & 南原繁没後50周年】でもある。 複雑な現代社会・混沌の中での『一筋の光』】を痛感する日々である。
南原繁は、若き日にイマヌエル・カント(Immanuel Kant 1724-1804)の『永久平和論』に接して以来、最晩年の著作『政治哲学序説』に至るまで、正義に基づく永久平和が最も大切な政治価値であり、それを実現する国際政治秩序について考察を重ねた。 筆者は、南原繁が東大総長時代の法学部と医学部の学生であった2人の恩師から、南原繁の風貌、人となりを直接うかがうことが出来た。 南原繁は、【『高度な専門知識と幅広い教養』を兼ね備え『視野狭窄にならず、複眼の思考を持ち、教養を深め、時代を読む 具眼の士』】と教わったものである。