筆者の原点の言葉は、『ボーイズ・ビー・アンビシャス』(boys be ambitious)である。 札幌農学校を率いたウィリアム・クラーク(1826-1886)が、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である。 クラーク精神が生んだ内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)、南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)を静かに、学んできたものである。そして、2003年に初版『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ)、2018年に新訂版、2019年4月には英語版『 I Want to Be the 21st Century Inazo Nitobe』(日本橋出版)が発行されることになった。
筆者は、最近、『樋野先生の好きな言葉 & 樋野先生の夢』を質問されることが多くなって来た。 下記を語る。
『あなたは、そこにいるだけで価値ある存在』(新渡戸稲造)
『三十メートル石路から見守ってくれる人がいれば、人は強く生きられる』
『人生の目的は品性の完成にある』(内村鑑三)
『人生は何をするかよりどうあるかが大事』(新渡戸稲造)
『必要なのは正論より配慮、正論は人の数だけある』
『言葉は〔何を言ったかではなく、だれが言ったか〕で決まる』
『人生は最後の五年間で決まる』
『あなたには死ぬという大切な仕事が残っている』
『本当にいいものはゴミのなかにある』(ルカ2:6,7)
『人生には〔もしかすると、この時のため〕と思えることがある』
(エステル記4:14)
夢は、【勝海舟(1823-1899)・新島襄(1843-1890)・内村鑑三・新渡戸稲造・南原繁・矢内原忠雄・吉田富三(1903-1973)・菅野晴夫(1925-2016)・Knudson(1922-2016)・樋野興夫の10人で『天国で、「がん哲学外来」の開催』】(添付)である。
