第137回「心に咲く花会」
「良き種」 〜 実を結ぶ 〜
「心に咲く花会」は、長野県松本市の齋藤智恵美氏によって、2018年9月HPが立ち上げれた(kokoronisakuhana.life/author/gratefuldays/)。今日(2021年3月27日)のYahoo検索で、約19,900,000件 とのことである。驚きである。 『心に咲く花』会とは{『心に咲く花』。 それは、誰の心にも咲く花。種類も色も時季もそれぞれ。種が地中で芽を出そうとエネルギーを蓄えるように、私たちの人生もいつでも花が咲いているわけではありません。 自分や家族、身近な人ががんになった時、「もう花なんか咲くわけがない・・・」そんな気持ちを誰もが一度は抱くのではないでしょうか。 それでも『心の花』はいつか咲く。 沈み込んだ地中が深ければ深いほど、その花は凛と美しい。 「がん哲学メディカルカフェ」の中で出会ってきた多くの方々がそう教えてくれました。 そんな『心に咲く花』の種を見つけ、大事に育てていこうというのが、この『心に咲く花』会です。 各メディカルカフェ開催のほか、種を見つける勉強会やイベント、講演会を企画したいと思います。 また顧問の樋野興夫先生によるコラム『心に咲く花』を 定期更新致します。 お楽しみに♪」}と謳われている。 筆者は、顧問を仰せつかって(顧問:樋野興夫先生;RFLJ2018東京上野ですわにゃんと)(添付)毎週、プログを掲載して頂いた。 齋藤智恵美 氏の 真摯な誠実な姿勢には、ただただ感謝である。 この度、単行本化が決定され、今夏には、発行される運びとなった(YOBEL Inc.:発行者:安田正人 氏)。 涙無くして語れない。 また、HPも、娘様の真理恵 氏に バトンタッチされ、継承することとなった。 本当に、不思議な出会いである。 「種子を選べば あとは 大きくなるのを 見ているだけのことで、大きくなる力は むしろ 種子の方にある」(新渡戸稲造;1862-1933)の言葉が鮮明に蘇ってきた。まさに 齋藤智恵美 氏は「良き種」である。 「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若芽が出て実を結ぶ」(イザヤ書11章1節)は、安田親子 様であろう。 何事も特異点における「人為的な介入」によって分岐し、その後の方向性が大きく決定される。まさに「開いた扇」のようである。「段階を超える原理」のポイントが ここにある。 「起源に忠実」であること。「なすべきことをなそうとする愛」に基づく「地の塩」は、所をかえて 不死鳥の如く出現するであろう。 「目的は高い理想に置き、それに到達する道は 臨機応変に取るべし」(新渡戸稲造)の教訓が 今に生きる。 「見上げても 見飽きない 楡の木」(新渡戸稲造)になれ!