「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第324回「心に咲く花会」 『人生の真髄』 〜 『内から湧き出るjoy』 〜

最近、筆者は、医療系の新刊の『巻頭言』、『帯』を依頼されることがある。【『役割意識 & 使命感の自覚』と『練られた品性と綽々たる余裕』は『人生の真髄』】である。 人間の尊厳に徹した医療の在り方を考え、『潜在的な需要の発掘』と『問題の設定』を…

第323回「心に咲く花会」 『医療の原点』 〜 『苦痛に対する思いやり』 〜

2024年1月26日病理組織診断業務に向かった。 【病理学は 顕微鏡を覗きながら、大局観を持つことが求められる分野でもある。『森を見て木の皮まで見ること』であり、『丁寧な大局観を獲得する厳粛な訓練の場』】でもある。 西武池袋線の電車から『雪の美しい…

第322回「心に咲く花会」 明日を見つめて 〜 “心の診療室” 〜

2024年1月22日 『Yahooショッピングのあなたにおすすめの商品』に筆者の新刊『死を意識して生きる希望』(2023年11月20日 いのちのことば社 発行)と『新渡戸稲造 〜 壁を破る言葉 〜 逆境に 立ち向かう者へ 40のメッセージ』(2023年10月5日 三笠書房 発行)…

第321回「心に咲く花会」 『継続は力なり』 〜 出会いの連続 〜

2024年1月17日【がん病理学者が読む聖書『ヨブ記』 〜 なぜ、こんな目に あわなければ ならないのか 〜】(2023年10月15日 いのちのことば社 発行)が送られて来た(添付)。 さりげなく読んで頂ければ幸いである。 まえがき 序章 ヨブの苦しみは、わたしたち…

第320回「心に咲く花会」 『何を学ぶか』&『誰に出会うか』 〜 『自己の行動の勇気』 〜

2024年1月12日 病理組織診断業務に赴いた。 病理医にとっての原点回帰の貴重な時間である。 『ひばりヶ丘駅―>池袋駅―>東久留米駅の旅』であり、帰りに落合川を散策した。 『一生懸命に、川の流れに逆らいて泳ぐ生きる魚』を観察するのは、大いなる学びのひ…

第319回「心に咲く花会」 居場所 作り 〜 『支えられ、仕え、つながる』〜

2024年1月8日(成人の日)、2015年に開所された『東中野キングス・ガーデン』に赴いた(添付)。 昨年(2023年12月2日)の第6回『日本地域医療連携システム学会』(大会長:奥山寧氏)の記念誌の製作について(編集担当:太田和歌子氏)、今年の市民公開シンポジ…

第318回「心に咲く花会」 高い目標を目指して努力し続ける姿勢 〜 優雅な感情を養う 〜

2024年1月4日 順天堂大学での賀詞交歓会に出席した。 第6代(第9代堂主)理事長の小川秀興先生の講演には、大いに感動した。 【順天堂大学は、8学部4研究科6附属病院からなる健康総合大学・大学院大学として、『教育』『研究』『診療・実践』という3つの柱…