「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第280回「心に咲く花会」 『変わり種の新しい種を蒔く』 〜 【人生の縦軸と横軸】 〜

2023年7月29日『第49回がん哲学学校in 神戸 メディカル・カフェ 』(神戸薬科大学 地域連携サテライトセンターに於いて)での講演『樋野興夫先生来たる !』赴く(添付)。 『ほっと 一息ついて、心休まる ひとときになりますように 』と紹介されている。 【プロ…

第279回「心に咲く花会」 主体的に隣人となる 〜 暇げな風貌 & 偉大なるお節介 〜

2023年7月22日午前中は、 早稲田大学オープンカレッジでの講座『がんと生きる哲学』に赴いた。 テキストは筆者の『がん細胞から、学んだ生き方 〜 「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)を用いて『医療者としての原点』の箇所の『因幡の白兎が教…

第278回「心に咲く花会」 『人生の眼が開かれる』 〜 『いのちの言葉との出会い』 〜

2023年7月15日午前中は、 早稲田大学オープンカレッジでの講座『がんと生きる哲学』に赴いた。 テキストは筆者の『がん細胞から、学んだ生き方 〜 「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)を用いて『「がん教育」は なぜ必要か?』&『医療者として…

第277回「心に咲く花会」 自由にして勇気ある行動 〜 普遍性の烙印を押す 〜

筆者は、新渡戸稲造(1862-1933)から学んだ河井道(1877-1953)が、初代学園長である恵泉女学園の9代目理事長を拝命することになり、2023年7月10日は、 Zoom 学園学校会議に出席した。 新渡戸稲造の『優雅な感情を養うは、他人の苦痛に対する思いやりを生む…

第276回「心に咲く花会」 『人間の探求』の展開 〜 『人間社会の病理を見る』 〜

今日(2023年7月6日)は、ルーテル学院大学での『総合人間学』(テキスト『がん細胞から学んだ生き方』)(10:40〜12:10)と『現代生命科学』(テキスト『カラーで学べる病理学』)(13:20〜15:00、15:10〜16:50)の授業に向かう。 7月8日は、早稲田キャンパス29号…

第275回「心に咲く花会」 『決心の継続』 〜 『新渡戸哲学』の真髄 〜

筆者は、2023年7月2日早朝、新渡戸稲造(1862-1933)著の『修養』(2002年 タチバナ教養文庫) 第4章『決心の継続』【1節:決心の継続は大事な成す基 2節:決心継続の修養法 3節:継続心を妨げる外部の事情 】を再読した。 午後は、9周年記念『がん哲学外来…