「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第394回「心に咲く花会」 『しかない』〜『最も個人的なことは最も普遍的なこと』〜

筆者は、2025年1月13日 東京都の渋谷東武ホテルの会場シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]【企画・制作HUMAN AWESOME ERROR主催シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)】での講演…

第393回「心に咲く花会」 『愛情の原点』〜『何故に、生まれたのか ?』〜

筆者は、2025年1月10日 病理医としての定例の病理組織診断業務に向かった。 筆者は、医師になり、癌研究会癌研究所の病理部に入った。 病理学者であり当時の癌研究所所長であった菅野晴夫先生(1925-2016)とは、2003年『日本病理学会』と『日本癌学会』で『…

第392回「心に咲く花会」 【音痴症候群美女3姉妹】〜【踊って祝う】〜

『2024年末 & 2024年始』は、アメリカ ワシントン州のLakewoodに在住の娘家族(孫3人)を訪問した。 ミシガン州在住の娘家族(孫2人)も来た。 12月29日(日曜日)は、娘のご主人(牧師)の教会にWifeと出席した。 また、大晦日(31日)の恒例の『第75回NHK紅白歌合戦…

第391回「心に咲く花会」 【継続の大切さ】〜【間断なき努力は進歩の要件】〜

筆者は、2024年12月23日Zoom『つながる会』で横山郁子先生(神戸薬科大学地域連携サテライトセンター)のご講演を拝聴した。 素晴らしかった! 『カードゲーム』も大いに感動した。 東京では『カルタ大会』がされている!(添付)まさに、【自分の力が人に役に…

第390回「心に咲く花会」 『人を真心で支援する』 〜 『種を蒔く人になりなさい』 〜

筆者は、2024年12月19日【新渡戸稲造記念センター in 新渡戸記念中野総合病院】(中野駅) から【東京女子大学】(西荻窪駅)の理事会に赴く。 理事会終了後は、吉祥寺駅近隣のレストランでの食事会(慰労会 & 茂里前学長受勲祝賀会) に出席する。 筆者が2019年3…

第389回「心に咲く花会」 『医療・介護を支える』 〜 『生活を支える』&『人生の旅立ちを支える』 〜

2024年12月14日(土)は、12周年でもある『お茶の水がん哲学外来・メディカルカフェ in OCC (お茶の水クリスチャン•センター)』に赴いた(添付)。 筆者は、講演の後、OCC副理事長 鳩ケ谷福音自由教会牧師 大嶋重徳先生と対談の時が与えられた(添付)。 大嶋重徳…

第388回「心に咲く花会」 『好きな言葉 & 夢』 〜 見守ってくれる 〜

筆者の原点の言葉は、『ボーイズ・ビー・アンビシャス』(boys be ambitious)である。 札幌農学校を率いたウィリアム・クラーク(1826-1886)が、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である。 クラーク精神が生んだ内村…

第387回「心に咲く花会」 『世界観 & 人生観』 〜 日常の決断や行動を決定する 〜

2024年12月6日、病理医としての定例の病理組織診断業務に赴く。【『病理学』=『形態』&『起源』&『進展』などを追求する学問分野】である。【病理組織診断=『風貌を診て、心の状況まで読む』&『生物学と人間社会』】でもある。 クボタショックの2005年、順…

第386回「心に咲く花会」 【開いた扇の要】 〜 良き出会い 〜

2024年11月30日午前【早稲田大学エクステンションセンター中野校】での講 座『ジャンル:人間の探求 〜 講座名:がんと生きる哲学』に赴いた。【『心に咲く花会』担当者:春風のようなゴリラ(森尚子氏)】様も受講され、『格調と品性』が醸し出され 大変有意…

第385回「心に咲く花会」 【背中に温かい視線を感じる】 〜 【やすらぎを与える】 〜

2024年11月27日 電車で、『東久留米駅ー>秋津駅ー(徒歩)ー>新秋津駅ー>府中本町ー>稲田堤ー(徒歩)ー>京王稲田堤駅ー>京王多摩センター駅』、そして、スクールバスで恵泉女学園大学に向かった。 帰りは、恵泉女学園大学からスクールバスで、多摩センタ…

第384回「心に咲く花会」 『医学、医療の根本』 〜 『心温まるおもてなし』 〜

2024年11月24日 『東久留米駅ー>飯能駅ー>東飯能駅の電車』で、埼玉県の【飯能市民活動センター】での【『ほっこりカフェ』代表:磯辺恭子氏(看護師/がんサポートナース6期生)の主催で 樋野興夫先生特別講演会『がんカフェの取り組み』&『懇親座談会』】…

第383回「心に咲く花会」 『揺らぐことのない芯』 〜 『丁寧な観察力の修練』 〜

2024年11月21日『11号のOCCカフェニュースレター』が、担当者である山崎智子先生から送られて来た(添付)。 真摯に熱意を持って、継続的に活動されている姿にには、ただただ感服である。 まさに、自分の『役割と使命』の遂行である。 『お茶の水メディカル・…

第382回「心に咲く花会」 【小さな職務に忠実であれ】 〜 思いやり と お節介 〜

2024年11月16日 三重県紀宝町での『第7回日本地域医療連絡システム学会』に出席した。 早速、『地域医療連絡システム紀宝モデル』の本の製作が決定された。 スタッフの『速攻性と英断』には、大いに感動した。 歴史的快挙となろう! 早速、今回、企画された…

第381回「心に咲く花会」 寄りそう方法 〜 自らみ

2024年11月9日 【早稲田大学エクステンションセンター中野校】での講座『ジャンル:人間の探求 〜 講座名:がんと生きる哲学』に赴いた(添付)。 【目標:がんと ともに暮らすことを知り、がん患者と対話し、がん患者に寄りそう方法を 受講者自らがみつけ、笑…

第380回「心に咲く花会」 『歩む者のない道』 〜 『一筋の小さな光』 〜

先日(2024年10月16日〜10月18日)、ソウルに訪問した時、お逢した方からALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者の本『どこかで小さな光が 〜 目で書き下ろした希望の話 〜』(日本語訳)が5冊送られてきた(添付)。【『森の中の2つの分かれ道、私は人があまり通っていな…

第379回「心に咲く花会」 『30年後の長島愛生園を考える会』 〜 『志の堅固な者』 〜

2024年10月29日 国立ハンセン病療養所長島愛生園(岡山県)での『長島愛生園の医師であった神谷美恵子(1914-1979)記念がん哲学カフェ;愛カフェ』12周年に赴いた(添付)。 新幹線で東京駅―>岡山駅に到着した。 岡山駅に職員の高崎康子氏(写真添付)と運転手…

第378回「心に咲く花会」 どんな境遇、状況でも 〜 『役割意識 & 使命感を持つ』 〜

2024年10月21日 千葉県千葉市にある『東京情報大学看護学部』の教授:小島善和先生から依頼され『病理学』の3時限目と4時限目の授業に赴いた。『教科書:ナーシング・グラフィカ 病態生理学』(MCメディカ出版)を用いて今回は、『病理病態論』の箇所 遺伝子…

第377回「心に咲く花会」 『医療者の使命』 〜 常に前に向かって努力する & 積極的に人々に仕える 〜

2024年10月14日 千葉県千葉市にある『東京情報大学看護学部』の教授:小島善和先生から依頼され『病理学』の3時限目と4時限目の授業に赴いた。 筆者は、医師になり癌研究会癌研究所の病理部に入った。 病理学者であり、当時の癌研究所所長であった菅野晴夫先…

第376回「心に咲く花会」 人間社会を語る 〜 細胞の知恵に学ぶ 〜

10月7日 いのちのことば社の砂原俊幸氏よりオンラインセミナーの再配信 特集ページhttps://www.gospelshop.jp/shopbrand/ct522/ (添付)が届いた。 【死を意識して生きる希望: 病理学者として がんに向き合ってきた医師、樋野興夫氏は、全国で『がんカフェ』…

第375回「心に咲く花会」 『病理・がん哲学』〜 『生物学の法則+人間学の法則』 〜

2024年10月3日、千葉県新浦安の『浦安・日の出キャンパス』にある順天堂大学健康データサイエンス学部の1年生の講義『病理・がん哲学』に向かった。 電車の中から『デズニーランド』を観た。 心が大いに慰められた。 【私は、クボタショックの2005年、順天堂…

第374回「心に咲く花会」 『偉大なものの源流』 〜 『大切なものの本質』 〜

2024年9月26日、2009年からスタートした『柏がん哲学外来』(千葉県柏市豊四季台の柏地域医療連携センター)に於いた(添付)。【がんの悩みを病院の外で心置きなく話がしたい がん哲学外来は、がん患者、経験者、ご家族の為の対話の場です。がん哲学外来を提唱…

第373回「心に咲く花会」 『胆力と気概』 〜 『把握、洞察、視野の広さ、優雅、力強く』 〜

2024年9月19日 筆者が、センター長を務める【新渡戸稲造(1862-1933)記念セ ンター(2019年設立) in 新渡戸記念中野総合病院(1932年創立:初代理事長: 新渡戸稲造】に寄り、東京女子大学での(1918年開学 初代学長:新渡戸稲 造)の評議員会、理事会に赴く。 新渡…

第372回「心に咲く花会」 『心にかけて記憶する』 〜 『出会い』と『ビジョン』 〜

2024年9月14日『新座志木がん哲学外来・カフェ代表:岸尾光先生』(新座志木バプテスト教会の牧師)の主催『第7回がん哲学外来市民学会認定コーディネーター アドバンスコース』(埼玉県ふじみ野市 東京国際学園 研修センターに於いて)に出席した。 筆者は、『…

第371回「心に咲く花会」 格調高い お褒めの言葉 〜 吸引力・求心力 〜

2024年9月8日 『ひばりヶ丘駅―>池袋駅―>新宿駅―>甲府駅』に向かった。 電車の中から、富士山は、雲で観えなかったが、外の風景(森林、畑け)を眺め 心が大いに慰められた。『山梨ホスピス協会』理事長 阿部文明先生(山梨県立中央病院緩和ケア科医師)が、…

第370回「心に咲く花会」 対話できる資質 〜 ゆったりとした笑顔 〜

2024年9月3日朝、【アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein、1879-1955)(1921年ノーベル物理学賞 受賞)の言葉『Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep moving(人生とは自転車のようなものだ。 倒れないようにするには…

第369回「心に咲く花会」 自らがみつけ、笑顔になる 〜 『逆境にどう立ち向かうか』 〜

2024年8月30日は、台風10号の大雨で、外出が困難となり、用事をキャンセルした。 8月31日は、早稲田大学での講座【ジャンル 人間の探求:がんと生きる哲学 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える。】(10:40〜12:10)に赴く。 【講座名:がんと生き…

第368回「心に咲く花会」 『常に沈着である』 〜 『余地ある心』 〜

2024年8月25日での【第7回日本メディカルヴィレッジ学会 in 六ヶ所 みんなで考えよう!六ヶ所村のこれからの医療と健康】(青森県六ケ所村において) での特別講演『地域の協働体(Medical Village) 〜 癒すことのできる村を創る 〜』を終え新幹線で帰京し、毎…

第367回「心に咲く花会」 『ゆりの木カフェ』&『つながるカフェ』〜『居場所の存在意義』〜

2024年8月17日(土)、栃木県那須塩原での【2024年 西那須野教会夏季学校】に向かった。 翌日の8月18日(日)午前は、礼拝説教『初めに、ことばがあった』(ヨハネの福音書1章1節) を依頼された。午後は、1973年創立されたアジア学院(アジア農村指導者養成専門…

366回「心に咲く花会」 『義務を尽くせ』 〜 『汝の最も近くにある』 〜

2024年8月11日、wifeと『KBF in CAJ』に出席した。 その後、ドキュメンタリー映画『新渡戸の夢 〜 学ぶことは生きる証 〜』(野澤和之監督 新渡戸の夢映画製作委員会)の上映会『大泉学園ゆめりあホール』に赴いた(添付)。 会場は、多数の参加者であった。【が…

第365回「心に咲く花会」 『行動の原動力』 〜 『走るべき行程』&『見据える勇気』 〜

2024年8月7日 『東京都立多摩南部地域病院 看護師長 緩和ケア認定看護師』 の小磯雅美氏と東久留米のジョナサンで面談する。 2024年9月7日 『多摩緩和ケアカンファレンス開催100回・多摩南部地域緩和ケア病棟開棟11周年 記念講演会』(主催:東京都立多摩南…