「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第216回「心に咲く花会」 人が人を忘れない大きな愛 〜 未来が広がる 〜

2022年9月26日 筆者が、理事長を務める恵泉女学園の理事会、評議員会に出席した。 大変、有意義な貴重な時であった。 創立者:河井 道(1877–1953)なら、今、「女子教育」、「国際 & 社会園芸のユニークさの強調」、「卒業後の働く力の育成」について、どう発…

第215回「心に咲く花会」 話さなくても 〜 分かり合える信頼関係 〜

2022年9月20日午前中は、恵泉女学園、午後は第95回『がん哲学外来メデイカル・カフェ@よどばし』に赴いた。 多数の質問が寄せられ大いに感激した。 ① 今や2人に1人は、一生の内に癌になると言われていますが、これは人間が以前より、より癌にかかり易くなっ…

第214回「心に咲く花会」 「真価が感じられる人」 〜 「良書を読み、有益な話を聞き、心の蔵を豊かにする」 〜

今週、月刊誌『ハルメク』(2022年10月号)(添付)が送られてきた。 186〜189ページに筆者の第2回『こころのはなし 〜 医学博士・樋野興夫さんと考える「病気との向き合い方』に、『あなたも私も困っている者同士。 だから前向きな気持ちになれるんです〜』…

第213回「心に咲く花会」 本物の強さ 〜 「欣然たる面貌、快然たる微笑」 〜

2022年9月8日 講演『群馬が生んだ新島襄と内村鑑三の魂』(群馬県高崎市の上中居ファミリークリニック待合室ホールに於いて)に赴いた。 『樋野興夫 先生 金言集 今日の言葉』が配布されていた(添付)。 大いに感激した。 筆者は、『人間社会の病理 〜 尺取虫…

第212回「心に咲く花会」 社会性(ソシアリテイ) 〜 日常の決断や行動 〜

2022年9月日『ピア・カフェ at 三鷹ネットワーク大学』(三鷹市)の講演に赴いた(添付)。【勝海舟の屋敷があった赤坂で、講演に呼ばれた。『母を亡くして 悩んでいるクララに対して、勝海舟の奥さん(たみ)の言葉;「悲しい時には 私達の所へいらっしゃい、…

第211回「心に咲く花会」 寄りそう方法 〜 出会いから 〜

2022年8月27日午前中 早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校に於いて)で、【ジャンル:人間の探求】での、講座『がんと生きる哲学 医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える』に赴いた。【目標:がんとともに暮らすことを知り、がん患者と対…

第210回「心に咲く花会」 義務を尽くせ 〜 潔く専念する 〜

今週、若き日に学んだ【地球規模で考え、地域で行動する(Think globally, Act locally.)】の言葉が鮮明に思い出された。 新渡戸稲造(1862-1933)が、国際連盟事務次長時代(1920-1926)に設立したのが、知的協力委員会(1922年設立)である。 今年(2022年)は、…

第209回「心に咲く花会」 「山の日」 〜 「誕生の年の初夢;富士山」

今日(2022年8月11日)は「山の日」の休日である。 山梨英和中学校・高等学校 元校長の岩間孝吉 先生から「甲府盆地からの裏 富士山、春と夏の雲を被った麗峰の写真をご覧下さい。」(添付)との心温まるメールが届いた。 今は亡き母の、筆者の誕生の年(1954…

第208回「心に咲く花会」 自分の役割を知る 〜 前進する【居場所】 〜

2022年8月5日【『ハルメク』の記事が送られて来ました。 シリーズなんですね。】(添付)とのメールを『心に咲く花会』編集担当者の森尚子 氏から頂いた。 大いに感動した。 また、早速、「自分の役割を知る・・・どのような立場の人にも 心がけていただきた…

第207回「心に咲く花会」 心の診察室 〜 先人達の知恵の紐解き 〜

2022年7月28日「福島県立医科大学付属病院 がん相談支援センター」での『吉田富三記念 福島がん哲学外来』に赴いた。【吉田富三(1903~1973): 福島県浅川町生まれの病理学者。「吉田肉腫」及び「腹水肝がん」の発見で世界的に知られ、文化勲章を受けた。 …

第206回「心に咲く花会」 教育の根本 〜 「暇げな風貌」と「偉大なるお節介」 〜

2022年7月21日 恵泉女学園から、東京女子大学の理事会に向かった。 女子教育に 大いなる理解を示した新渡戸稲造(1862-1933: 東京女子大学初代学長)が、河井道(1877-1953: 恵泉女学園 創立者)、津田梅子(1864―1929: 女子英學塾 創立者)、安井てつ(18…

第205回「心に咲く花会」 「教育の原点」 〜 『心が通じ合う人と出会う』 〜

2022年7月14日、ルーテル学院大学(東京都三鷹市)のZoom講義『総合人間学』(10:20〜12:00)と対面授業『現代生命科学I』(14:30〜16:10、16:20〜18:00)の3コマの講座に赴いた。 『総合人間学』では、『楕円形のこころ』(春秋社 発行)を教科書に用いて、今回…

第204回「心に咲く花会」 『人間社会の縮図』 〜 尺取虫運動に学ぶ 〜

2022年7月9日は、『がん哲学外来コーデイネーター養成講座 in 栃木 〜 人の心に贈り物を残していく ~』(がん哲学外来市民学会大会長 栃木県立がんセンター 副病院長 平林かおる)である。 筆者は、教育講演1「多様性のある制御 〜 Dramatype ~」の機会が与…

第203回「心に咲く花会」 ほんものの教え 〜 懐が深い 〜

2022年6月29日 筆者は、3代目代表を務めるZoom南原繁研究会(第215回)(18:00~21:00)に出席した。『南原繁における学問と政治』(横濱大氣堂)の発行(添付)、自由発表については、『香川県立三本松高等学校における、南原繁生誕120年記念の展示・動画・そ…

第202回「心に咲く花会」 夢も語る 〜 普遍的な人間関係の要 〜

2022年6月22日 順天堂大学 保健医療学部 診療放射線学科で3時限目(13:10〜14:40)の授業『病理学概論』と4時限目(14:50〜16:20)の授業『がん医療科学』を担当した。 その後、筆者が、新渡戸稲造記念センター長を務める新渡戸記念中野総合病院での第524回『新…

第201回「心に咲く花会」 誘惑 〜「言葉に付加と削除」〜

2022年6月16日 東中野キングス・ガーデンでの『教会と地域がつながるシリーズ第6回(協力牧師研修会)』で、講演『教会でも がん哲学外来カフェを始めよう』の機会が与えられた(添付)。 参加者は牧師であったので、筆者は、さりげなく「アダムとイブがエデン…

第200回「心に咲く花会」 手をさしのべる 〜 温かい人間としての関係 〜

この度、『心に咲く花会』が第200回を迎える。 ただただ感謝である。 2022年6月8日 順天堂大学 大学院医学研究科修士課程 (医科学コース)『がんと遺伝子』の講義『環境因子とがん』(19:45~21:15)に赴いた。 当日は、順天堂大学 保健医療学部 診療放射線学科…

第199回「心に咲く花会」 打開策 ~ 「歴史は繰り返す」 ~

2022年6月4日(土) (10:30−12:00) 早稲田大学エクステンションセンター中野校(東京都中野区)での、2022年春講座『がんと生きる哲学』〜 医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える 〜」に赴いた。 今回は、4回目で、教科書『がん細胞から学んだ生…

第198回「心に咲く花会」 『温かく迎い入れる』 ~ ライフワーク ~

2022年5月28日の朝、筆者が顧問を務める『21世紀のエステル会』の代表の金田佐久子 牧師から『西川口だより6月号』が送られてきた。その中に、【樋野興夫先生の著書『いい覚悟で生きる』(小学館)にもダブルメジャーの勧めがあります。〝衣食住のための職業や…

第197回「心に咲く花会」 異分野の交流 〜 『桃太郎』の器量 〜

2022年5月18日夜 第226回 『黎明の会』(六本木バトゥーに於いて)で講演『がん哲学と南原繁』の機会が与えられた。『「今回は新渡戸稲造や南原繫の研究者としても有名で、「がん哲学外来」の創設者である樋野興夫先生をお招きしています。」』と過分な紹介が…

第196回「心に咲く花会」 謙虚で、常に前に向かって努力 〜 生きる方法を考える 〜

2022年5月13日 病理組織診断の業務を済ませ、順天堂大学医学部医学系研究等倫理委員会に出席した。 【「病理学」とは、病気の根幹を追求しようとする「the study of the diseased tissues」である。病気の本態が遺伝子レベルで具体的に考えられるようになり…

第195回「心に咲く花会」 新渡戸稲造生誕160周年記念 〜 軽井沢セミナー、北海道の旅、映画製作 〜

「心に咲く花会」代表・編集担当の森尚子 氏(目白がん哲学外来カフェ 代表・担当者) から「皆さんと散歩した吉祥寺公園は、新緑美しく 凄い人です。 次は、井の頭動物園の旅も良いですね。」との心が癒されるメールが届いた(添付)。ただただ感謝である。 2…

第194回「心に咲く花会」 隙間を埋める 〜 「新渡戸裁定」 〜

2022年4月29日(休日:昭和の日)に、筆者は、「ひばりヶ丘駅―>池袋駅―>日暮里駅―>京成成田駅」から、成田教会(上田博子 牧師)での講演会に赴いた(添付)。【多くの人は、自分自身または家族が がんにかかったときに初めて死を意識します。 一方、医療…

第193回「心に咲く花会」 『新渡戸稲造の旅』 〜 現代に生きる教育 〜

2022年4月21日筆者は、センター長を務める新渡戸稲造記念センター(新渡戸記念中野総合病院)参上した。 その後、中野駅の近くの喫茶店で、以前『クルーズの旅』を企画された方と、今秋の『新渡戸稲造(1862-1933)生誕160周年記念 北海道の旅』の打ち合わせの機…

第192回「心に咲く花会」 「使命(ミッション) & 改革(リフォメーション)」 〜 「人材を育成」〜

2022年4月14日 ルーテル学院大学(東京都三鷹市)での2コマの講義『現代生命科学』 (14:30~18:00)に赴いた。 【本学の「建学の精神」は、その百年を超える歴史を貫いて 教育の礎であり、また展開の軸となってきました。 つまり、それは単に本学にとってのアイ…

第191回「心に咲く花会」 『温かい視線』 〜 『人生を動かす』〜

2022年4月9日(土) 早稲田大学エクステンションセンター中野校(東京都中野区)での2022年春講座『がんと生きる哲学』〜 医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える 〜」に赴いた。 教科書は、今回は、新刊『がん細胞から学んだ生き方』(へるす出版)(…

第190回「心に咲く花会」 俯瞰的な学び 〜 「森を見て、木の皮まで見る」 〜

2022年4月1日恵泉女学園中・高等学校(世田谷キャンパス)に寄ってから、恵泉女学園大学(多摩キャンパス)での入学式に赴いた。「ひばりヶ丘駅 〜 池袋駅 〜 新宿駅 〜 経堂駅 〜 小田急多摩センター駅」のルートであった。 入学生の真摯な姿には、大いに感…

第189回「心に咲く花会」 さまざまな局面で行動を決断 〜 心の支え、原動力 〜

2022年3月24日 月刊誌の取材撮影であった。 【新型コロナウイルスの蔓延により、突如として一変したこれまでの生活。 会いたい人になかなか会えない、 思うように外出できない。 人生の大きな楽しみが長期的に制限されるなかで、ややもすれば気持ちが暗い方…

第188回「心に咲く花会」 教育のあり方 〜 友によって研磨される 〜

筆者が理事長を務める恵泉女学園の大学の卒業式(2022年3月11日;多摩キャンパス)に続いて、2022年3月16日は、高校(世田谷区の経堂)の第74回卒業式に赴いた。 在校生代表の「送別のことば」、卒業生代表の「感謝のことば」の真摯な対応には、大いに感動した…

第187回「心に咲く花会」 「燃え続けていく」 〜 種を蒔き、開拓せよ 〜

2022年3月11日は、筆者が理事長を務める恵泉女学園の大学(多摩キャンパス)の卒業式、学位授与式に赴いた。 東久留米駅―>秋津駅―>新秋津駅―>府中本町駅―>稲田堤駅―>京王稲田堤駅―>京王多摩センター駅の『電車の旅』であった。 それからスクールバスで…