2024年2月28日 ブログ『心に咲く花会』の担当者『春風のようなゴリラ🦍(森尚子)』氏より【只今、南原繁(1889-1974)先生と笠置シズ子(1914-1985)
さんの故郷、香川県に居ます。https://president.jp/articles/-/78749 良い所です。 昨日は、小豆島に行って来ました。】(添付)とのメールを頂いた。 大いに感激した。
筆者は、2009年南原繁の出身地、香川県の三本松を訪問したものである。 初代南原繁研究会代表の鴨下重彦先生(1934-2011)先生をはじめ、新渡戸南原基金のメンバーに同行した。 大坂峠の歌碑『幼くてわれの超えにし大坂峠に立ちて見放くるふるさとの町』の前にて、記念写真を撮ったのは、生涯の想い出となった。 峠より南原繁の『ふるさと』を望んだ。 赤澤庄三氏(新渡戸・南原賞受賞者)に案内して頂き、南原繁が卒業した大川中学校の後身、香川県立三本松高校の記念館に立ち寄った。『南原繁の歩みし道』の原点の確認の貴重な旅であった。
2016年は、『南原繁シンポジウム 〜 南原繁先生に学ぶ 〜』(主催:南原繁研究会、大中三高会共催:東かがわ市、東かがわ市教育委員会 後援:赤澤記念財団、香川県、香川県教育委員会、四国新聞社)(三本松ロイヤルホテル)に赴いた。 会場は、満員であった。 第2代南原繁研究会代表の加藤節先生(成蹊大学名誉教授)の『短歌から見た南原繁』、初代事務局長の山口周三氏の『南原繁の「ふるさと」への思い』の『純度の高い講演』は、本当に得難い学びであった。 筆者は、『今ふたたび南原繁 〜 良き師・良き友・良き読書 〜』を語った。東京から、南原繁の末っ子の娘様も出席されており、久しぶりの再会の時となった。
加藤節先生、山口周三氏は、共に生前の南原繁に接し、まさに、師弟関係である。第3代南原繁研究会代表の筆者は生前の南原繁を知らない。 京都での浪人時代に、南原繁が東大総長時代の東大法学部学生であった 予備校の英語の先生を通しての不思議な『間接的な出会い』に始まる。 それが、筆者の読書遍歴【南原繁−>内村鑑三−>新渡戸稲造−>矢内原忠雄】のスタートとなった。 まさに『本の上での先生を持とう』の心得となった。『逆境も順境とされる』である。