「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

第10回『心に咲く花』 自発的に「個性を引き出す」〜「かえって、素人の外交官がよい」〜

第10回『心に咲く花』 自発的に「個性を引き出す」〜「かえって、素人の外交官がよい」〜 多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)養成プラン「平成30年度第2回未来がん医療プロフェッショナル養成プラン運営協議会シンポジウ…

第8回『一億本の向日葵』 ~ことばは私たちを運んでいく~

第8回『一億本の向日葵』 ~ことばは私たちを運んでいく~ 10月27日㈯の午後、『落語会@松本がん哲学みずたまカフェ』(松本市庄内地区公民館)を開催した。昨年10月に引き続きNPO法人ホップ・ステップ・ハッピィの祝福亭福助さんこと、福原俊二郎さんをお…

ヤフーニュースに掲載『小学校でのがん教育、予防知識より心構えが大事』

名古屋で開催されている日本初の子どもたちが立ち上げたがんカフェ『がん哲学外来メディカルカフェ どあらっこ』に参加したさやかちゃん(12歳)が、お母さんのがんをもっと知りたい「お母さんの応援団になる!」と夏休みの自由研究でがんについて30ペー…

第9回『心に咲く花』 {変わり者 vs 変わり種}〜「種を蒔く人」・「成長する種」・「からし種」 〜

第9回『心に咲く花』 {変わり者 vs 変わり種}〜「種を蒔く人」・「成長する種」・「からし種」 〜 『女性セブン』の11月1日号に大きな記事『ねえ、ママが がんになって わかったことが あるんだ』(46~52ページ)が掲載されていた。『心に咲く花』のメンバ…

第7回『一億本の向日葵』 ~変わり種、その可能性は未知数~

第7回『一億本の向日葵』 ~変わり種、その可能性は未知数~ 10月18日㈭~21日まで、パシフィコ横浜で行われた『第56回日本癌治療学会学術集会』に参加した。心に咲く花会のチューリップ担当である彦田かな子さんが、『私と私の家族のカフェとがん…

樋野興夫先生が答える『女性向けWEBマガジンの人生相談』10月21日更新

樋野先生が講談社のウェブマガジン『mi-mollet 明日の私は、もっと楽しい』で読者からの人生相談にお答えしています♪https://mi-mollet.com/ 【最新記事】 10月21日の記事『【がん治療Q&A】妹がステージ4の胃がんと診断。セカンドオピニオンを受けさせる…

樋野先生から教わった『勝海舟の嫁 クララの明治日記』の一節

樋野先生から教わった 『勝海舟の嫁 クララの明治日記』の一節 母を亡くして 悩んでいる義理の娘であるクララに対して、勝海舟の奥さん(たみ)がかけた言葉。 『悲しい時には 私達の所へいらっしゃい、一緒に泣きましょう、そしてあなたが 仕合せな時には …

第8回『心に咲く花』 『リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2018 東京上野』 〜 人生の想い出の日 〜

第8回『心に咲く花』 『リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2018 東京上野』 〜 人生の想い出の日 〜 筆者は、上野恩賜公園での『リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2018 東京上野』で『啓発テント』で、女優、古村比呂さんとの スペシャル対談『ここだから聞…

第6回『一億本の向日葵』 ~個性を引き出す存在とは~

第6回『一億本の向日葵』 ~個性を引き出す存在とは~ 私が22歳の頃から愛読している『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム著の中の一節。 この日、モリーはみんなに実験をやってもらうと言う。ほかのクラスメートに背を向けて立ち、相手が受け止めてく…

カフェ最新情報♪

10月20日㈯『あうんの家カフェ』 ☆午前10時半~12時「かたりば」 ☆午後2時~4時「まなびば」 テーマ:『がんと共に地域で生きること』担当荻原菜緒先生 (リレー・フォー・ライフ信州まつもとでの講演内容) 参加費は午前・午後それぞれ200円 場所…

第7回『心に咲く花』 人生「連チャン症候群」〜 小さな事に、大きな愛を込め 隣人になって行く 〜

第7回『心に咲く花』 人生「連チャン症候群」〜 小さな事に、大きな愛を込め 隣人になって行く 〜 今日(2018年10月6日)は、早稲田大学 エクステンションセンター 中野校で講座『がんと生きる哲学 〜 医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える〜』…

第5回 『一億本の向日葵』. ~がんと共に生きる①・ひまわり編~

第5回 『一億本の向日葵』. ~がんと共に生きる①・ひまわり編~ 私が「がん」という病と初めて出会ったのは、祖父の膵臓がんであった。残念ながら見つかってからわずか3カ月という早さで旅立ってしまったが、その3カ月はとても密度の濃い時間であった。入院…