「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

松本がん哲学みずたまカフェ

第99回『一億本の向日葵』~久しぶりの再会と緩み~

第99回『一億本の向日葵』 ~久しぶりの再会と緩み~ 先日7月25日㈯は4か月ぶりに、公共の施設をお借りしての松本がん哲学みずたまカフェを開催致しました。人数制限や距離を保った形での会となりましたが、参加された方々の元気なお姿を拝見できたこと、近…

第69回『一億本の向日葵』~今年の目標と歩み~

第69回『一億本の向日葵』 ~今年の目標と歩み~ 今年一番初めの「一億本の向日葵」で私は今年の目標を書きました。目標といっても“これを達成したい”というゴールを設定したわけではなく、“自分だけ、という例外を外す”という何とも掴みにくい目標を掲げ…

第68回『一億本の向日葵』~溢れる感情の泉~

第68回『一億本の向日葵』 ~溢れる感情の泉~ 平成から令和へと新しい時代への変化を感じられた2019年最後の松本がん哲学みずたまカフェを本日12月22日に開催致しました。お一人お一人が大切に歩んで来られたこの一年を振り返り、これからの景色…

第65回『一億本の向日葵』~本当に大事なものは時間が経って思い出されるもの~

第65回『一億本の向日葵』 ~本当に大事なものは時間が経って思い出されるもの~ 向日葵が咲き誇る季節からだいぶ離れたこの季節。11月中旬になると、朝の車のフロントガラスには霜が降りています。北アルプスの山々も一度被った白い帽子を脱ぐことがな…

特別寄稿シリーズ① 小口浩美さん(松本がん哲学みずたまカフェ)

10歳の君と~人生は不思議な出会いの連続である~の体感 (写真右下)いつも明るくカフェを支えて下さる小口浩美さん みずたまカフェの齋藤智恵美さんと鹿児島弾丸ツアーをしたのは9月のことでした。 目的は「NPO法人ぴあサポートかごしま」が開催した「…

第50回『一億本の向日葵』~私の役割「こんな場所は作りたかった」~

第50回『一億本の向日葵』 ~私の役割「こんな場所は作りたかった」~ 樋野興夫先生が火を興して下さったことで始まったこの『一億本の向日葵』のコラムも週一回のペースで第50回となりました。知識も、経験も、人間性も十分とは程遠い私が樋野先生と並んで…

第49回『一億本の向日葵』 ~蒔かれた種に水を与える~

第49回『一億本の向日葵』 ~蒔かれた種に水を与える~ 8月11日㈰の山の日に、「心に咲く花」会1周年・松本がん哲学みずたまカフェ2周年記念ドキュメンタリー映画『がんと生きる 言葉の処方箋』上映会&シンポジウムを開催致しました。県内外、遠くは東京、…

第48回『一億本の向日葵』 ~近くのひまわり畑が教えてくれたこと~

第48回『一億本の向日葵』 ~近くのひまわり畑が教えてくれたこと~ 我が家から息子の通う小学校へ向かう道は、田んぼや畑に囲まれています。収穫を待つトウモロコシや、ミニトマト、キュウリ、穂をつけ始めた稲など、豊穣を身近に感じることができます。…

第47回『一億本の向日葵』~自分にしかできないこと~

第47回『一億本の向日葵』 ~自分にしかできないこと~ 私が住む松本にも陽ざしが戻って、夏の暑さを感じるようになりました。7月27日は「松本がん哲学みずたまカフェ」の開催日。台風が近づいている中、県内外から17名の方が参加して下さいました。…

第8回『一億本の向日葵』 ~ことばは私たちを運んでいく~

第8回『一億本の向日葵』 ~ことばは私たちを運んでいく~ 10月27日㈯の午後、『落語会@松本がん哲学みずたまカフェ』(松本市庄内地区公民館)を開催した。昨年10月に引き続きNPO法人ホップ・ステップ・ハッピィの祝福亭福助さんこと、福原俊二郎さんをお…