2024年6月9日【がん哲学外来『あんしんカフェてんねい』】3周年記念講演会い&ライブに赴く(添付)。 代表は沖悦子氏(東京都青梅市にある曹洞宗の『天寧寺(てんねいじ)』の住職の奥様)である。
筆者は、若き日、故郷の島根県出雲市鵜峠で、鎌倉時代に書かれた『歎異抄』を熟読したものである。 筆者の田舎の実家は、浄土宗の檀家であったので、中学生、高校生時代、浄土宗の開祖 法然(1133-1212)に関する本、弟子の浄土真宗の宗祖 親鸞(1173-1263)の教えの『歎異抄』を熟読したものである。『天寧寺』は鎌倉時代の道元(1200-1253)(中国の宗に渡り、1227年に帰国)のゆかりの鎌倉時代に始まる曹洞宗の寺院である。
2022年5月17日、本の編集者との面談の機会が与えれたものである。『空海(774-835)、最澄(767-822)、法然、親鸞は、聖書を読んでいましたか?』との話題で大いに盛り上がった。 筆者は、以前【『空海(真言宗)、最澄(天台宗)は遣唐使として留学していた。 空海は新約聖書、最澄は旧約聖書を日本に持ち帰った』、また 聖徳太子(574-622)の『17条憲法』、親鸞の『歎異抄』には聖書的な言葉もありますね!?」】と聞いたものである。 親鸞の『歎異抄』に『人種、性別、年齢、能力、貧富に関係なく、誰もが平等に「人間に生まれて良かった」と言える』とある。
まさに、『教会でも、お寺でも、がん哲学外来カフェをはじめよう』の歴史的到来でもあろう。 日本には教会は 約8000箇所(カトリック、プロテスタントを合わせ)とのことであり、お寺は、曹洞宗だけでも 約15000箇所とのことである。 【『がん哲学外来は、『教会とお寺の懸け橋』となろう!『癌 がん』は、人類の共通語である。 『がん哲学外来カフェの働きが、宗教を越えて広がり、日本を越えて 世界へと広がることが 主の御心でしたら、素晴らしいですね。』】のエールを頂いたことが、今回鮮明に思い出された。『何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。』(伝道者の書3章1節)を実感する日々である。