「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第346回「心に咲く花会」 『心が通じ合う人と出会う』 〜 『人間の一番の楽しみ』〜

2024年4月27日午前中 早稲田大学エクステンションセンター中野校での講座に赴いた。 テキストは『新渡戸稲造(1862-1933)壁を破る言葉: 逆境に立ち向かう者へ40のメッセージ』(三笠書房 出版)を使用した。 今回は【第1章『逆境にどう立ち向かうか』〜 5節『いまの自分の人生』に集中せよ 6節 修養に励み、少しの油断もしない 7節『自分は自分』という誇りを持つ 〜】の箇所を、受講者と音読しながら進めた。 大変有意義な時であった。

その後、池袋で、長野県松本市から上京された『齋藤智恵美(パンダ🐼:添付)氏の家族3人』、『ゴリラ🦍(添付) & カバ🦛 森夫妻』、『食いしん坊のコツメカワウソ(オオカミ🐺)戸田裕子氏』と7人で昼食の時を持った。 大変充実した時であった。 今度、松本市から伊那市に移住されるとのことである。 伊那市での市民公開シンポジウム開催が楽しみである! 『パンダ🐼、ゴリラ🦍、オオカミ🐺3美女』の出番であろう! まさに、『心が通じ合う人と 出会うことが 人間の一番の楽しみである。』(新渡戸稲造)を体験する日々でもある。

『すべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています』(ローマ人への手紙8章28節)! 若き日にクオーター主義(1/4主義)『100人中1人が提案すると25人が賛成し、50人は3年後理解し、25人は、いつ経ってもわからない ことを企画せよ!』を学んだものである。まさに、『昔の命題は、今日の命題であり、将来のそれでもある。』である。

まさに、【『純度の高い専門性と社会的包容力の実践の場=『樋野動物園』(添付)】でもある。

『樋野動物園』の5ヶ条

① 自分の力が人の役に立つと思う時は進んでやれ

② 人の欠点を指摘する要はない、 人のあやまちは語るには足らぬ

③ 理由があっても腹を立てぬこそ非凡の人

④ 感謝は優しき声に表れる

⑤ 心がけにより逆境も順境とされる