「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第338回「心に咲く花会」 『病む人、同僚と職場、地域住民と地域』への愛 〜 春風のような懸け橋 〜

2024年3月22日 新渡戸稲造記念センター ー>病理組織診断業務 ―>順天堂大学―>武蔵野赤十字病院(病院長泉並木先生)での臨床研究倫理審査委員会に赴いた。 大変勉強になり有意義な倫理委員会であった。 筆者は、順天堂大学での医学部医学系研究等倫理委員会、新渡戸記念中野総合病院での倫理委員会の委員も仰せつかっている。 日々勉強である。

【武蔵野赤十字病院は1949年に創立され、『病む人への愛』、『同僚と職場への愛』、『地域住民と地域への愛』、『地球、自然、命への愛』を大切にすることを基本理念として歩んでいます。】と謳われている。今年は、創立75周年でもある。『がん診療連携拠点病院』として『がん相談支援センター』、『検診センター』、『地域周産期母子医療センター』も設置されている。 約600病床のようである。 赤十字病院は、全国で91の病院があるようである。

3月23日は『お茶の水(OCC)メディカル・カフェ』(添付)である。 東日本大震災の2011年に創設準備がなされ、2012年に当時OCC副理事長であった今は亡き榊原寛先生が始められた。 この度、編集長の山崎智子(まどろむ文鳥)先生が、『OCCカフェ 12周年記念誌』を製本される。 今回は、韓国のソウルにあるミョンジ(Myongji)大学の平田尚子先生、ご主人Ha,Heon Ju教授も参加されるとのことである。 筆者は、昨年(2023年)10月31日に【韓国のミョンジ(Myongji)大学での第1回 メディカルカフェ in ソウル】に赴いた。 今年(2024年)10月『1周年記念シンポジウム』が開催されるようで、今回はその打ち合わせとのことである。『日本と韓国の懸け橋=OCCカフェの真髄』を実感する。 筆者の本の韓国語訳の出版も企画されているようである。

カフェの後、5:00pm池袋でカラオケ大会が企画されている。 40歳から90歳まで、幅広い年齢構成で、12名の参加予定とのことである。ただただ感服である。【スルメ3姉妹:『がん哲学外来あびこカフェ代表 ピグミーマーモセット 中野綾子氏』&『目白カフェ代表 春風のようなゴリラ 森尚子夫妻』&『狼ではなく 食いしん坊のコツメカワウソ 戸田裕子氏』も参加されるようである。