「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第321回「心に咲く花会」 『継続は力なり』 〜 出会いの連続 〜

2024年1月17日【がん病理学者が読む聖書『ヨブ記』 〜 なぜ、こんな目に あわなければ ならないのか 〜】(2023年10月15日 いのちのことば社 発行)が送られて来た(添付)。 さりげなく読んで頂ければ幸いである。

まえがき

序章 ヨブの苦しみは、わたしたちとつながっている

第1章 突然の病や事故が、なぜ降りかかるのか

第2章 家族は天からの預かりもの

第3章 自分のためだけに生きるのはつらすぎる

第4章 生きているかぎり、何度でもやり直せる

第5章「生きる力」は「死ぬ力」が支えている

終章 最後のひと息まで、明日を見つめていたい

1月17日夜は、CAJ(インターナショナル・スクールのクリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン:Christian Academy in Japan)での中学生、高校生のコンサートにCAJの小学校の校長を務めるWifeと参加した(添付)。【CAJは、1950年に設立され、幼稚園から高校まであり、授業は すべて英語で行われている。 多くは、アメリカ国籍であるが、日本、韓国、他20カ国以上の学生が在籍している。 日本国内の大学への入学資格も認められている。】 筆者の息子は、CAJ卒業後 1908年創立されたカナダのバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia:UBC)大学に入学した。 新渡戸記念庭園(Nitobe Memorial Garden)は、UBCのキャンパス内にある植物園で、1933年ビクトリアで客死した新渡戸稲造(1862-1933)を記念したものである。 筆者も数回訪れたものである。

筆者は、2007年から毎月、新渡戸稲造著『武士道』(岩波文庫矢内原忠雄訳)と内村鑑三(1861-1930)著『代表的日本人』( 岩波文庫、鈴木範久訳)の『読書会』を開催している。 今年で17周年である。まさに『継続は力なり』を実感する日々である。 今日(1月18日)は、ルーテル学院大学での授業『現代生命科学』―> 1918年開学され『新渡戸稲造が初代学長の東京女子大学』の理事会に赴く。 本当に、『不思議な人生の出会いの連続』を痛感する。