「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第39回『心に咲く花』 「心の宴会」 〜 「人間の劣化」を防ぐ 〜

第39回『心に咲く花』

「心の宴会」 〜 「人間の劣化」を防ぐ 〜

樋野先生

土曜日、早稲田大学 エクステンションセンター(中野校)での 春季5回連続講座『がんと生きる哲学』に赴いた。今回は、第5回目であった。「正常細胞 と がん細胞の違い」をスライドを用いて説明した。『職場が がん化する原因「人間の劣化」を防ぐ方法は「がん哲学」に学べ! 〜 がん細胞の発生・成長過程に 人間社会を重ねて考える 〜』 、『「がん哲学外来」に見る 現代の日本社会の病理 〜 暇げな風貌で、偉大なおせっかいを焼く、がん病理学者の進言 〜』を語った。その後『がん哲学』(EDITEX)のpage 42,43の「人間社会のがん化 〜 がん細胞のリハビリ 〜」を朗読した(添付)。多数の質問で、教室は、大いに盛り上がった。秋季5回連続講座は10月から開講とのことである。中野セントラルパークで、聴講者と楽しい充実した昼食の時をもった。

 

それから、『<がん哲学外来> 第84回7周年スペシャお茶の水メディカル・カフェ in OCC』に向かった。7周年スペシャルとして、バイオリン、ピアノの心に響く演奏がなされた(添付)。筆者は、『「いばらの道」と「宴会」の違い』を語った。『1人でも楽しめる「心の宴会」です。好きな音楽を聴いたり、書物の中の 感動的な言葉を反芻したりして、満ち足りた気分に浸ることである。』、

まさに、「人生いばらの道、されど宴会」で、「いばらの道を 進む原動力」になろうと!日曜日の夕方は「宴会:第5回池袋カラオケ大会」が企画されている。