「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第53回『心に咲く花』 『逆境を超えて』 〜 「悲嘆」について学ぶ 〜

第53回『心に咲く花』

『逆境を超えて』  〜 「悲嘆」について学ぶ 〜

土曜日の午後、水嶋章郎 先生(順天堂大学大学院医学研究科 緩和医療学 教授)から、上智大学の大教室(千代田区麹町)での「第6回トータルペイン緩和研究会」(添付)での招待講演『種を蒔く人 〜 困っている人と、一緒に困ってくれる人 〜』の機会が与えられた(共催:上智大学グリーフケア研究所、久光製薬株式会社、後援:順天堂大学大学院医学研究科)(添付)。東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府秋田県etc からも参加され、会場は、400人を超える聴講者であったとのことである。「特別講演1 & 2」のお話しも 大変勉強になった。日々学びである。筆者の「招待講演」の座長は、島薗進 先生(東京大学名誉教授、上智大学グリーフケア研究所所長)が、してくださった。島薗進 先生とは、約10年ぶりの再会であろうか !? 島薗進 先生には今度、筆者が代表を務める「南原繁研究会」の第16回南原繁シンポジウム『今、南原繁を読む 〜 生誕130周年に寄せて 〜』(2019年11月2日 学士会館に於いて)で、「基調講演」をして頂く予定である。乞うご期待である。

筆者は、島薗進 先生が監修された『親と死別した子どもたちへ』(Never the Same;Donna Schuurman 著)出版記念の連続講演会『〜祈り〜「死者との対話」』で、9月16日「敬老の日」の午前中、講演『がん哲学』を依頼された(東京都 小金井市に於いて)。また10月24日は、『2019年度 秋期グリーフケア公開講座 上智大学グリーフケア研究所「悲嘆」について学ぶ』で、 テーマ『逆境を超えて』の講演の機会が与えられた。不思議な出会い である。

日曜日の午後、「東村山がん哲学外来メデイカル・カフェ5周年記念会『ドキュメンタリー 映画「がんと生きる言葉の処方箋」(文部科学省選定映画)上映会 & がん哲学外来メデイカル・カフェ』に wifeと赴く(東村山 市民ステーションのコンベンションホールに於いて)。映画の主演の一人でもあり{「松本がん哲学みずたまカフェ」&『心に咲く花会』}の代表の齋藤智恵美 氏も上映後のトークショーの為、長野県松本市から 参加されるとのことである。今回 企画された「東村山 がん哲学外来メデイカル・カフェ」代表の大弥佳寿子 氏の真摯な熱意と実践力には、本当に ただただ 感服するのみである。