「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第300回「心に咲く花会」 『教育』〜 愛がなければ全ては無意味 〜

2023年10月21日午前中、東久留米市立第二小学校の副校長:青木真美先生の企画で『がん教育』に赴いた。 体育館で、6年1組、2組、3組の生徒に授業した。 親も参観されていた。

『がん教育の絶対性大原理』

愛がなければ全ては無意味

『がん教育の真髄』

1)愛に溢れた雰囲気

2)静かな口調

 

3)にもかかわらず

『がん教育の心得』

1)仮面を外し、心の垣根をとる

2)秘密は守る、リラックスした時間を過ごす

3)正直になる、積極的に人々に仕える

『医療者の2つの使命』

1)『学問的、科学的な責任』で、病気を診断・治療するー>学者的な面

2)『人間的な責任』で手をさしのべるー>患者と温かい人間としての関係

と述べた。 真摯な生徒の姿勢には大いに感動した。 質問も多数も寄せられた。将来、医者になりたい生徒もいたので、『筆者は3歳で医者になろうと思った』とさりげなく語った。 授業後 校長室で井上淳先生と有意義な対談をした。

終了後、【東京大学ホームカミングデイ『(南原繁セミナー)日本の社会保障制度の発展と課題』】(法学政治学系総合教育棟に於いて)に参上した(添付)。 筆者は南原繁研究会代表として『開会あいさつ』の機会が与えられた。

そして『<がん哲学外来>お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』(添付)に向かった。 3組の個人面談の時も与えれた。『貴重な3連チャン症候群』の日となった。