「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第286回「心に咲く花会」 『励まし と 心温まる挨拶』〜『言葉の処方箋』〜

2023年8月20日【がん哲学外来白鷺メデイカル・カフェ開設8周年記念:映画『がんと生きる言葉の処方箋』上映会&トークセッション】に赴いた(添付)。

【白鷺メディカルカフェ】の代表の太田和歌子氏の司会で進められた。【映画は2019年5月に劇場公開されて、全国各地で上映されました。 新聞や映画評論雑誌でも大きく取り上げられました。 2020年には文部科学省選定、厚生労働省の推薦映画になっています。】と紹介された。【白鷺メディカルカフェ】は、中野区社会福祉協議会のご後援を頂いておられ、中野区社会福祉協議会経営管理課長も出席され、『励ましの挨拶』をされた。

筆者も、90分の映画『がんと生きる言葉の処方箋』最初から終わりまで、鑑賞した。 何回観ても心に染みる。

上映後、筆者のトークショーを企画された。 まずは、司会の太田和歌子氏から、下記の質問を頂いた。

1) がん哲学外来を始めるきっかけは何ですか。

2) これまで様々な方と面談してこられて先生が感じられたことはありますか。

3) がん教育が始まりましたが、小学校や中学校で講演をされてきてかんじられたことはありますか。

筆者は全力を尽くして答えた。 会場からも、多数の真摯な質問を受けた。 大いに感動した。

【本日はがん哲学外来の提唱者樋野先生をお迎えして、映画の上映を行うことができましたこと、心より感謝いたします。 中野区内には 私どものほかにも いくつもメディカルカフェがございます。 お配りした封筒の中に『中野区がん哲学連絡会』のパンフレットがございますので、これからも中野区社会福祉協議会訪問看護ステーションとも協力し合い、地域の皆様に ほっとしに立ち寄っていただける場所を 続けてまいります。】との『太田和歌子氏の総括』と『願念望牧師の心温まる挨拶』で終了した。 大変有意義な貴重な時となった。