「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第241回「心に咲く花会」 座右の書 〜 『学びの原点』 〜

2022年11月3日(文化の日、学士会館に於いて)開催された【第19回南原繁(1889-1974)シンポジウム『日本の近現代史における南原繁〜「明治維新から敗戦まで」と「戦後日本」における役割〜』(主催:南原繁研究会 後援:岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共…

第240回「心に咲く花会」 幼年時代のインプリンテイング 〜 『親しむ機会を得て、恩恵に感謝する』 〜

2023年1月28日早朝、【第294回「楕円形の心」“心の診察室”~「謙遜と大胆」の実践 ~】を拝読された『山梨英和中学校・高等学校 元校長の岩間孝吉先生から【以前に樋野先生の講演でお聞きした、天然痘の笠原良策医師について書かれた『雪の花』の感想を、書…

第239回「心に咲く花会」 身近な人間関係 〜 心の繋がり 〜

2023年1月24日『新渡戸稲造(1862-1933)記念センター』から『がん哲学外来メデイカル・カフェ@よどばし』に向かった(添付)。『365日の紙飛行機』の熱唱でスタートした。 筆者の講話の後、会場から多数の質問が寄せられた。 1)小学生に癌について話される時…

第238回「心に咲く花会」 使命を自覚して 〜 任務を確実に果たす 〜

2023年1月20日筆者は、病理医としての病理診断業務を終えて、出版関係者と東久留米ジョナサンで旧約聖書の『ヨブ記』について面談の時を持った。『悩める時、つらい時、悲しい時』の心得ではなかろうか !? 『がん病理学者としての ことばの処方箋』が話題に…

第237回「心に咲く花会」 「胆力と器量の育成」〜 この時のため 〜

最近、筆者のブログの冊子化が話題になって来ている。『継続の大切』を痛感する日々である。 2022年11月11日の『樋野先生と行く日光東照宮 華厳の滝 紅葉バスツアー旅』の記念誌(編集長:森尚子氏、 雑用係、写真撮影担当:三国浩晃氏)が製作された(添付)…

第236回「心に咲く花会」 『温故創新』〜 自由にして勇気ある行動 〜

2023年1月10日 私大連(日本私立大学連盟)の新年交歓会(アルカデイア市ヶ谷に於いて)に、筆者は恵泉女学園理事長として出席の機会が与えられた。 全国から約70校から参加されていた。 田中愛治会長(早稲田大学総長)の『年頭あいさつ』で始まった。東京女…

第235回「心に咲く花会」 社会で生きるコツ 〜 『協調・協力こそが力なり』〜

2023年1月5日 新渡戸記念中野総合病院【初代理事長:新渡戸稲造(1862-1933)】の新渡戸稲造記念センターに赴いた。 理事長・病院長の入江徹也先生と対談した。 『新型コロナウイルスの社会で生きるコツ』の話で大いに盛り上がった。 筆者は、【「ペスト流行…

第234回「心に咲く花会」 『植わった木』 〜 『時が来ると実がなる』 〜

2023年元旦(1月1日)午前中はwifeとKBFに赴いた。 複数の病気を体験され、今も闘病中であるアメリカの友人の『証し』を拝聴し、その姿勢には、大いに感動した。【「見よ。 わたしは新しい事をする。 今、もうそれが起ころうとしている。 あなたがたは、それ…