「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第55回『心に咲く花』 がん征圧・がん患者支援チャリテイーイベント リレー・フォー・ライフ

第55回『心に咲く花』

がん征圧・がん患者支援チャリテイーイベント リレー・フォー・ライフ

土曜日の午後、「がん征圧・がん患者支援チャリテイーイベント リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2019信州まつもと」に 招待された。今年の活動テーマは、『「わ」いろいろな わ を見つけよう』であった (信州スカイパーク内 やまびこドーム に於いて)。 筆者は、ステージで、講演『アルプスの少女ハイジの現代的意義 〜 無邪気に喜んで小さなことに愛を込める 〜』をする機会が与えられた。講演後は、テントの中で、中村美幸 氏(本当の愛と幸せを届ける講演家)とのミニ対談「絶望から始まる希望」であった。帰りには、ドームの外で、夜空を見上げた(添付)。「月、土星木星」を眺め 感激した。まさに、「宇宙からの 3姉妹」の様相であった。今回は、実行委員長:石塚眞一氏、副実行委員長:齋藤智恵美氏の熱意、心温まる おもてなし には、大いに感動した。今回は、大変、貴重な忘れ得ぬ想い出の1日となった。

日曜日の午後、定例の「東久留米がん哲学外来」(CAJに於いて)であった。秋号のニュースレター『心のSpring water(湧き水)』も、大いに話題になった。その後、読書会に出席した(インド レストラン ルチアに於いて)。今回、新渡戸稲造 著『武士道』(矢内原忠雄 訳)第14章 「婦人の教育および地位」であった。「差異 = 区別」vs「不平等 = 差別」の違いについての復学であった。日々学びである。また、筆者の読書歴「南原繁―>内村鑑三―>矢内原忠雄―>新渡戸稲造」と そのきっかけ(浪人時代に出会った人物:東大法学部の学生の時に、南原繁との邂逅) でも、大いに盛り上がった。まさに「もしかすると この時の為」である。次回は、内村鑑三著『代表的日本人』(鈴木範久 訳)である。