「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第119回「心に咲く花会」[誠 = 言 + 成] 〜「口に出したことは、必ず実行される」〜

第119回「心に咲く花会」

[誠 = 言 + 成] 〜「口に出したことは、必ず実行される」〜

2020年11月20日 長島愛生園設立90年の新聞記事(朝日新聞)が送られて来た(添付)。  「樋野先生が2012年 長島愛生園で がん哲学カフェを開催された」との連絡を受けた。  8年の歳月が流れた。  「永遠に生き続けることを 教えて いただきました。」との、謙虚なる励みのメールを頂いた。  丁度、今朝、アメリカのアメリ国立衛生研究所(National Institutes of Health、NIH)/ アメリカ国立がん研究所 (National Cancer Institute)の知人から、メールが届いた。  筆者の恩師への「Next year is 5th anniversary of Drs. Knudson and  Haruo Sugano(they died in 2016)。If we can do something for them including Dr. Sugimura, it is wonderful.」思いを、さりげなく伝えた。

想えば、

2020年  内村鑑三 没90年

2021年  内村鑑三生誕 生誕160周年

2022年  新渡戸稲造 生誕 160周年

2023年  新渡戸稲造 没90年

でもある。

新渡戸稲造は、カナダのビクトリアRoyal Jubilee 病院で、逝去している。  再び、バンクーバーBritish Columbia 大学 (UBC)とビクトリアRoyal Jubilee 病を訪問したいものである。  筆者にとっては、共に、懐かしい想いでの場所である。  筆者の夢は、再び「ビクトリアの旅」である。  先日(2020年11月19日)は、新渡戸記念中野総合病院での、『音読会:新渡戸稲造著「武士道 第7章「誠」』に赴いた。  [誠 = 言 + 成]であり、「口に出したことは、必ず実行される」の学びの時であった。  まさに、「継続は、人間として大切な行為である 〜 一貫した生き方 〜」 の実践である(添付)。