2023年6月13日、順天堂大学保健医療学部 理学療法学科の2年生の講義『病理学概論』では、教科書『カラーで学べる病理学』を音読しながら進めた。 6月14日は、順天堂大学保健医療学部 診療放射線学科の2年生の『病理学概論』と『がん医療科学』の講義を担当する。『がん医療科学』では、筆者の『がん細胞から、学んだ生き方 〜 「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)の第5章の【『クオリティ・オブ・デス』を考える】を音読しながら進める。
筆者のブログ【第273回『21世紀のエステル会』の『ただ、横にいるだけでいい。 必ず誰かの役に立っている。』の箇所】を読まれた方から【樋野先生『ただ、横にいるだけでいい。 必ず誰かの役に立っている。』感銘を受けるとともに考えさせられます』 & 『ただ、横にいるだけでいい。 必ず誰かの役に立っている。』樋野先生ならではのお言葉です!】などなどの心温まる励ましのメールを頂いた。
6月13日 国立療養所長島愛生園の職員の高崎康子氏から『ふれあい文芸、令和年版』が送られてきた。 大いに感激した。 想えば、2012年、長島愛生園の医師であった神谷美恵子(1914 - 1979)の、『神谷美恵子記念がん哲学カフェ』が開設された。 神谷美恵子は、前田多門(1884-1962)の娘で、前田多門は、内村鑑三(1861-1930)の主宰する「柏会」に属していた。 新渡戸稲造(1862-1933)は、神谷美恵子の両親の仲人でもあった。2014年の『神谷美恵子 生誕100年』では、故 日野原重明 先生(1911-2017)の講演と神谷美恵子の次男:神谷徹 氏との鼎談に出席したことが、この度、鮮明に思い出された。
2021年3月8日の展覧会『長島愛生園の人びと ~ ハンセン病、隔離と希望』(主催:長島愛生園歴史館/共催:立命館大学生存学研究所、特定非営利活動法人ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会、国立ハンセン病資料館、日本ハンセン病学会;立命館大学国際平和ミュージアム中野記念ホールに於いて)が企画された。 2022年9月27日 長島愛生園で、『10周年記念講演会』が企画された。 本当に「人生の邂逅の継続性」を実感する日々である。