2023年6月17日『早稲田大学エクステンションセンター中野校』での講座【『ジャンル 人間の探求『がんと生きる哲学 〜 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える〜』】に赴いた。 テキストは『がん細胞から学んだ生き方「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)を使用した。 多数の質問もあり大変『有意義な充実した講座』の時間であった。
その後『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』に向かった(添付)。 新潟県の看護師も参加されていた。 筆者は講演で【『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』の根幹は『愛がなければ全ては無意味』&『愛に溢れた雰囲気を醸し出す』&『ただ、横にいるだけでいい。 必ず誰かの役に立っている』&『正直になる、積極的に人々に仕えるの心得』】とされげなく語った。 個人面談、 隣の部屋での参加者の語り合いの時、そして、筆者の『開会の挨拶』で終えた。 スタッフの皆様の熱意には、大いに感動した。 想えば、『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』は、2020年逝去された榊原寛先生が、2012年に開設されたものである。
【『第一回メディカル・カフェは、2012年5月26日(土)樋野興夫先生をお迎えして、 柏木哲夫先生の『生きること、寄り添うこと』の記念講演会として開催されました。 榊原先生はファシリテーターの皆様とともにあって、総合司会として関わられていました。 月に一度のメディカル・カフェを楽しみにして来てくださっていることが皆様の笑顔から伝わってきました。 -- OCCでの開設がモデルケースとなり、今ではメディカル・カフェが開催され地域社会において期待される役割を果たすきっかけとなりました。』】と紹介されていた。
さらに、【『がん哲学』を提唱する樋野興夫氏(順天堂大医学部教授)が、がん患者やその家族のために、患者同士、また医療者とも語り合えるサロン形式の対話の場。 がんの悩みを心おきなく話せて、がん患者やその家族の心理的な負担を軽減したいという願いが込められている。】と記載されている。 今回は、『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』の存在の大切さを実感する大変有意義な日となった。