「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第120回「心に咲く花会」「どちらの道をとるか」〜 人生の応援歌 〜

第120回「心に咲く花会」

「どちらの道をとるか」〜 人生の応援歌 〜

昨日(2020年11月28日)は、「お寺」での『「がん哲学外来 こどもメデイカルカフェ みとら」オープン記念講演会』に招待された(真言宗金剛院;東京都豊島区長崎、西武池袋線 椎名町駅から徒歩30秒)。 素晴らしい会場で 大いに感激した。 筆者は、『沈黙の春』(Silent Spring/ Rachel Carson著)(青樹簗一 訳)の最終章17章の「私たちは、いまや分れ道にいる。―――、とにかく、どちらの道をとるか、きめなければならないのは私たちなのだ。」を、さらに 「人は誰でも役割を持って生まれている。 人生“に”期待するのではなく、人生“から”期待されている。 人生は与えられた贈物だから 自分の所有物ではない。」を語った。 懇親会では、『教会でも、お寺でも がん哲学外来を始めよう!』の話で、大いに話が盛り上がった。 来年は、『教会でも、お寺でも がん哲学外来を始めよう!』のシンポジウム、本の出版が企画される予感がする。 早速、「今日は大変お世話になりました。 おかげさまで、『こどもメディカルカフェみとら』の記念すべき日を無事に終えることができました。 航大さん、素晴らしい『ハンサムボーイ=見据える勇気』ですね! 私も感激でした。」、 「今日は、とても楽しい、実りある1日でした。 金剛院は、立地条件の素晴らしい場所ですね。 そして今日一日だけで、私自身、多くの出会いがあり、考えることもたくさんありました。 充実した1日でした。靴を履いて外に出かけると、いろんなことが起こりますね!」との 励ましのメールを頂いた。

『日中医学』(2020.11 Vol.35 No.3)が送られてきた(添付)。 特集:『日中におけるがんの告知 ―― がんゲノム医療時代を迎えて』で、筆者は、巻頭言:『日中の架け橋』〜「日中のがん告知の現状と相違」〜(日本語と中国語)と、『あとがき』を執筆する機会が与えられた。 また、『多発性骨髄腫情報誌 がんばりまっしょい』第16号(2020年11月;日本骨髄腫患者の会)で、筆者の「For Youの特別企画:コロナのいま、あなたに届けメッセージ & Songs」が送られてきた(添付)。「My favorite Songs、人生いろいろ(島倉千代子)」のレコードも同封されていた。「この曲は人生の応援歌。人が思い悩むこころにそっと寄り添う、そんな歌詞、そんなメロデイ。 自分でコントロールできないことに一喜一憂すると疲れるので、演歌を聴いてリラックスして欲しい。 そんなときのお供の一曲にしてください。」と記載されていた。 大いに感動した。