2021年11月6日(土)、三浦市にある聖母訪問会 三浦修道院での『がん哲学外来 メデイカルカフェ in 三浦海岸』に赴いた(添付)。『「がん哲学外来カフェ」は樋野興夫 先生(順天堂大学名誉教授・医学博士、新渡戸稲造記念センター長)の提唱により始まりました。がんを患う患者だけでなく、家族、遺族、友人が集い、お茶を飲みながら思いを聞きあい、語り合う場所です。』と 紹介されていた。 大いに感動した。 与えられた講演のタイトルは、『がん細胞に 人間が学ぶ』であった。 4組の個人面談の時も与えられた。 筆者は、面談では、『人間は、自分では「希望のない状況」であると思ったとしても、「人生の方からは期待されている存在」であると実感する深い学びの時が与えられている。 その時、その人らしいものが発動してくるであろう。 「希望」は、「明日が世界の終わりでも、私は今日りんごの木を植える」行為を起こすものであろう。 「自分の命より大切なものがある」ということを知ることは、「役割意識 & 使命感」の自覚へと導く。』と語った。 大変有意義な充実した『がん哲学外来 メデイカルカフェ in 三浦海岸』であった。
『「言葉の院外処方箋」有難うございます。これから 少しづつ日本人のすばらしさに 接したいと思います。 フィリッピン人の姉妹も 先生の言葉の処方箋がお気に入りですので チラシの日めくり 是非購入したいと思います。』との心温まるメールを頂いた。 「颯爽と歩く姿 21世紀の新渡戸でしたね。」との励ましのメールも頂いた。 涙無くしては語れない! 一見「理解不能モード」である複雑な現代社会・混沌の中での「新渡戸稲造(1862-1933)の学び」からみる「現代の日本社会の病理」の視点は、「ORIGIN OF FIRE(ひの おきお)」の如く全国に広がることが期待される。 来年(2022年)は、『新渡戸稲造生誕160周年』である。 「練られた品性 と 綽々たる余裕」は「新渡戸稲造の真髄」である。 「責務を希望の後に廻さない、愛の生みたる不屈の気性」は人知・思いを超えて進展することを痛感する日々である。