筆者は、2022年1月27日「全国がんプロ協議会アドバイザー」として、大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻がんプロ事務局主催のオンライン会議2021年度(第3期がんプロ)、全国がんプロ教育合同フォーラム『【テーマ】希少がんの人材育成』に参加の機会が与えれた。 全国がんプロ協議会会長の松浦成昭 先生の質問は、「的確で真髄」があり、また事務局の皆様の「真摯なおもてなし」には、大いに感動した。
本来は、第3期がんプロは、2022年3月終了であったが、文科省は1年延期して、2023年度から新たな「がんプロ」を開始とのことである。 新型コロナウイルス感染の状況で、「コロナ感染症対策」が中心にならざるを得ず、「がん教育」は前面に出し難くなったようである。 第4期「がんプロ」は2023年スタートのようである。 第4期(2023年度)〜)のテーマは「ポストコロナ時代における高度専門人材育成」であろうか ?
「がんプロ」の心得の5か条
1) 「高度な専門知識と幅広い教養」の習得
2) 「視野狭窄にならず、複眼の思考を持ち、教養を深め、時代を読む
具眼の士」の種蒔き
3) 「役割意識と使命感」の自覚
4) 「教育の真髄」:「練られた品性と綽々たる余裕」
5) 「学者の風貌」:「考え深げな黙想と真摯な魂と 輝く目」
ではなかろうか !? まさに、「がんプロ」の継続の時代的要請であろう!
筆者は、2022年2月11日『医療の隙間を埋める』(添付)と2022年2月12日『苦しみが品性を磨き、その品性が希望を生み出す』(添付)の講演を依頼された。タイムリーなテーマには、ただ感服した。 『「時代を動かすリーダーの清々しい胆力」としての「人間の知恵と洞察とともに、自由にして勇気ある行動」と「ビジョン」をつくり出すのは、根本において「教育と学問」のほかにはない』を実感する日々である。