「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第229回「心に咲く花会」 対話形式 〜 円滑に関係を結ぶ秘訣 〜

12月10日早稲田大学エクステンションセンター中野校での5回の秋学期の講義を終えた。【秋学期のご講義では、大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。 ご受講の皆様からも、おかげさまで満足のお声を頂いております。「毎回あらたな気づきを頂けて、楽しくワクワクの時間でした。 これからも学びを続けたいと思います。」、「読書形式で進められていて、先生の思いや 考えが伝わったように思います。」、「人生で引っかかっていた事が はっきりした点がありました。」、「対話形式での進め方が良かったです。」、「がん細胞ついてなど映像での解説も欲しいです。 わかりやすいお話でとても良かったです。」などなど心温まるコメントを頂いた。「引き続き春学期もよろしくお願い致します。日程は5/13, 5/20, 5/27, 6/03, 6/10, 6/17 全6回 土曜10:40~12:10です。」とのことである。

 

2022年12月12日 御茶ノ水で週刊誌の取材を受けた。 早速、「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。 とても有意義な取材ができたと思います!」との励ましのメールを頂いた。 記事の記載が楽しみである。 その後、筆者は、理事長を務める恵泉女学園(世田谷区の経堂)の学園学校会議に出席した。 日々勉強である。

 

2022年12月13日『メディカル・カフェ@よどばし』での質問が多数、事前に送られて来た。 その中に、
1) 子供と話しをしていても、世代間のギャップを感じる事があります。 新渡戸稲造や先人達は、若者と話す時に、そのようなギャップは感じなかったのでしょうか。 言葉の処方箋において、世代間の感覚の差、ギャップなどを考える必要はないのでしょうか。
2) 動物は飼い主を選べませんが、良く尽くしてくれます。 人間関係もそのように持つことができればと思うのですが、なかなか難しいです。 しっくりいかない相手でも受け入れて、円滑に関係を結ぶ秘訣はありますか。 やはり、「放っとけ、気にするな」でしょうか。
などなどの、興味深いものもあった。