「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第306回「心に咲く花会」 方法を考える 〜 『賢明な寛容 & 速効性と英断』 〜

2023年11月18日午前中、早稲田大学エクステンションセンター中野校での講座【ジャンル 人間の探求:がんと生きる哲学 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える】に赴いた。【テキスト】:『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(東洋経済新報社)を用いて『好きで不良息子になった わけじゃない』の箇所を音読しながら受講者との質疑応答で、大いに盛り上がった。 森尚子氏、戸田裕子氏も受講されていた。 その後、森尚子氏、戸田裕子氏は、『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』にも参加された。 筆者は、3組の個人面談の機会も与えれた。

ニュースレターが、会場に置かれていた。【OCCメディカル・カフェ ニュースレター『賢明な寛容:the wise patience』第10号 2023年10月発行『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』ニュースレター第10号をお届けいたします。 今号は樋野先生のお言葉と 今月韓国でカフェを開設された平田様のお言葉、そして韓国に同行したスタッフの青木、森が担当します。】と紹介されていた。

筆者は、【『懸け橋』 〜 『速効性と英断』 〜】の寄稿の機会が与えられた(添付)。 平田尚子先生は、【『第1回 メディカルカフェ in ソウル 2023年10月31日3時より <病気であっても病人でない> 〜 解決できなくても解消 〜」』を

そして、今回の『韓国の旅』に同行されたOCCカフェのスタッフの青木美由紀氏、森尚子氏の文章『メディカル・カフェ in ソウル 報告』も掲載されていた。

スタッフ会議では、【青木美由紀氏、森尚子氏は、『水戸黄門の「助さん、格さん」』でなく、『モーゼの「アロン」と「フル」』(出エジプト記17章10〜12節)である。】と大いに話が盛り上がった。『日本と韓国の懸け橋=OCCカフェ』を実感する時となった。

また、来年(2024年)に、2012年から始められた『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』の『12周年記念誌』が山崎智子先生と増田謙様で企画製本されることが決定された。 ただただ感服する。 大変貴重な充実した時となった。