「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第308回「心に咲く花会」 愛と優しい心で進める 〜 平時の仕事 〜

2023年11月26日 wifeとCAJ(クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン)で2008年にスタートした『東久留米がん哲学外来』に赴いた (添付)。 個人面談の機会も与えれた。 その後、参加者とは、大変有意義な貴重な時が与えれた。Wifeは、皆様にクッキーを作り持参した。『愛と優しい心で行きましょう』が『東久留米がん哲学外来』の原点であろう! 【人間は自分では『希望のない状況』であると思ったとしても、『人生の方からは期待されている存在』であると実感する深い学びの時が与えられている。 『表面的なhappy』vs『内から湧き出るjoy』の違いの考察の時】ではなかろうか!

終了後、2007年から継続的している『読書会』【新渡戸稲造(1862-1933)著『武士道』(1899年;矢内原忠雄訳) & 内村鑑三(1861-1930)著『代表的日本人』(1908年;鈴木範久訳)】で東久留米駅前の『イースト サイド カフェ & ダイニング』向かった (添付)。 英文で書かれ、現在でも世界に誇る名著とうたわれる 新渡戸稲造著『武士道』 & 内村鑑三著『代表的日本人』を熟読玩味する時である。 今回の箇所は【『代表的日本人』四『中江藤樹 〜 村の先生 〜』の2『少年時代と自覚』 & 3『母親崇拝』】で、末永佑仁氏が音読された。

今回の『読書会』では、【『人の第一の目的とすべきは生活を正すことにある。』、『このような本があるとは。天に感謝する』、『平時の仕事もある。』、『自分の学問を 人々のために役立たせなくてはならない 機会が訪れました。』】は、身に沁みた。 早速【今日のカフェ・読書会ではありがとうございました。 樋野先生と皆さんと共に豊かなひとときを過ごさせて頂き感謝です。 『愛を持って心優しく前に進める』 ―― も心に残りました。】との心温まるメールを頂いた。

終了後は、西田千鶴美氏、末永佑仁氏、wifeと4人で『イースト サイド カフェ & ダイニング』の隣のインド料理ルチラで夕食の時を持った。 12月3日に企画されているシンポジウム(添付)について、大いに話しが盛り上がった。 筆者は、講演『多様性のある居場所 〜 賢明な配慮 〜』の機会が与えれている。『First Contact Team』の構築は、これからの日本の大きな課題となろう!