「心に咲く花会」樋野興夫コラム

一般社団法人がん哲学外来 理事長 樋野 興夫(順天堂大学 名誉教授)コラムです

第325回「心に咲く花会」 『そっと寄り添う』 〜 人生を変える言葉の処方箋 〜

2024年2月3日『第59回がん哲学外来メデイカルカフェin 常盤台』での講演『愛を込めて思いやり 〜 賢明な寛容 〜』に赴く。

『常盤台バプテスト教会』牧師 友納靖史先生には、『写真日めくり 人生を変える言葉の処方箋 英訳付き』(いのちのことば社2021年10月1日発行)(添付)で、大変お世話になった。 月刊誌『いのちのことば2』(2022年2月号)の13ページに友納靖史先生の『写真日めくり 人生を変える言葉の処方箋 英訳付き』の書評『そっと寄り添う言葉と写真』が掲載されていた(下記)。 友納靖史先生には、ただただ感謝である。

【既刊『日めくり 人生を変える言葉の処方箋』(いのとのことば社、2019年)(添付)も愛用されていますが、この写真日めくり・英訳英付き出版のニュースを聞き、『待っていました!』と心の中で叫んでしまいました。 『全力を尽くして、心の中でそっと心配する Do your best, then keep any worries quietly in your heart.』。 第一日目に掲載された言葉の意味を、著者で医師・樋野興夫氏は勝海舟の言葉と紹介します。 --- 各地で出会う方々の心と魂に処方された氏の言葉からの厳選珠玉集。 人生で思いもよらない病を身に負うことになった方々にどう関わってよいのか、誰もが悩みます。 --- この一日目の言葉は響きます。--- 病を負う方が日々、心の中に抱える苦悩に寄り添いたいとの願いは、国境を超えて同じす。 既刊『日めくり 人生を変える言葉の処方箋』に励まされた方々の声をお聞きし、英訳版があると海外在住邦人や外国人の家族などにもお届けできるのに…と思っていました。 このたび、美しい自然の風景が加えられ、目にも優しくしみる英訳付き『写真日めくり』の出版は、樋野先生の言葉を使わせて頂くなら、『世界的偉業です』。 --- “そっと”寄り添い、その先にある確かな御言葉の慰めを求める心を呼び覚ます一冊とされることでしょう。】

今回、【新渡戸稲造(1862-1933)生誕150周年記念事業『みぎわほーむ開設記念』第一回市民公開シンポジウム『がん哲学外来カフェ in 長崎』】(2012年4月20日)(添付)の講演の座長を友納靖史先生にして頂いたことが鮮明に蘇って来た。